エクステリア造園ガーデニング図面CAD設計室からのお便りです。
特集!イングリッシュガーデン第四弾
コッツウォルズの北部に位置する町チッピングカムデン
1627年、土地で採れる生産物の交易所として建設された建物。市場でしょうか。その建物の前には、よく知られたアナグマホールなるレストラン・ホテルがある。そこで食事を頂くことになりました。
この赤い看板、妙にモダン。しかしなじんでいるのが面白い。〔拡大図〕 |
おすすめはスイーツ。私は赤ワイン。 |
イギリス料理はおいしくないという人がいるが、それは間違いだと思いました。イギリスの料理はすばらしくおいしい。イギリス料理は辛くもなく、甘くもなく、すっぱくもなく、際立った味ではなく使っている食材のすべての味を引き出し調和させていい味をだしていると感じました。
イギリスの庭も、ウイリアムモリスの壁紙のデザインも、ターナーの絵も、イギリスの料理も、共通したものを感じました。それは何かを際立たせるのではなく、構成しているものすべてを平等に大事にして美しさやおいしさを作り出そうとしている感じがするのです。
穴ぐまホールの壁と天井、500年の歳月を超えていまだ健在。壁に掛けた絵の額縁はいただけない。ないほうがいいかもしれませんね。テーブルは古そうでいいです。
外壁に掛かるハンギング。赤い花、紫の花。室内の窓から見るハンギングの花はなかなかいいもんですね。
芝生の上に散り敷く落ち葉。お友達同士で軽食をとっているのでしょうか。ワンちゃんも一緒です。静かに時が流れているのですね。
〔拡大図〕リビングガーデンを思わせるショットです。
無造作のようで確かなデザインを感じさせるのがイギリスです。壁にはしごのような意匠。なんなんでしょうか。でも絵になってますよね。大刈り込みの生垣も100年ぐらいは経っているのでしょうね。味ありますよね。
外壁のつたもちゃんとあるべきように仕立てているのですね。
〔拡大図〕t-nan