エクステリアCAD設計室からのお便りです。
2006ワールドカップ観戦時のドイツの町並みスナップをご紹介。
自他共に認める「サッカー馬鹿蔵」の私が、昨年6月にドイツにワールドカップ観戦に行ってきました。その際に幾つか気に入った町がありましたので、皆さんにご紹介いたします。
まずは日本代表が合宿していたボンの街にあった樹木です。普通のポプラか何かに葉の形は見えるのですが、色がごらんのように紫。これは新緑時から枯れるまでこの色が続くようです。日本の庭に映えそうに感じたのは私だけ?
ドイツは▼のような風景の中に「市街」が点在しています。
試合の無い日はローカル線とヒッチハイクで田舎を旅して来ました。
ガイドブックで「ロマンティック街道」と案内されている地区を重点的に見学です。ガイドブックで書かれているユーロバスを利用すると一つの街に10分ほどしか滞在できないため、ローカル線と電車が無い地区はヒッチハイクになりました。南から北上していきます。
ミュンヘンからローカル線で1時間強で最初の町「ドナウワース」▼に着きます。
ドナウ川の畔の田舎町ですが、写真で見るとおり素敵な町です。町を囲む城壁の外なのですが、誰が手入れをしているのでしょうか?非常に美しく管理されていました。
次に降りたのが「ネルトリンゲン」という古い町。世界大戦で焼け残った街です。
▼この写真を見て、私は「日本の建売もこういう風に仕上げたら面白いのに・・・」と感じてしまいました。
不思議なことにこの街はほとんど建物の形が同じで、外壁の色や窓の桟などで違いを出しています。センスが良いと私は思ってしまいました。
また、▼下の写真のようなものが
歩道に、家の前にたくさんでています。これは「お店」ではなく、家の人が育てている花などを飾っているのです。(びっくり!) 年配の方が多い田舎町ならではですが、皆で町を作る感性がうらやましく思えました。
最後に今回ご紹介したい町の中で一番良かった町。ある意味、日本の侘びさびを感じてしまいました。「ディスケンスビュール」という町です。
町を囲む城壁の外の眺めです。日本と違い、針葉樹をあまり植えていないのですが雰囲気が最高でした。今度来たら街中のホテルに宿泊したいと思ってしまいました。goro