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【デザイン】 設計室便り
駒込 六義園のお便り
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みなさんこんにちは! 寒空の中、駒込にある六義園(りくぎえん)へ行ってまいりました。巣鴨のとげぬき地蔵観光を兼ねての散策です。
いまの時期は庭園の散策や山歩きはとても気持のいいものです。紅葉が見れて、運動になって、食欲も旺盛に!
みなさんもお近くの庭園に出掛けませんか。


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和歌の庭と呼ばれる六義園は徳川綱吉の信任が厚かった川越藩主・柳沢吉保が1702年に築園した和歌の趣味を基調とする「回遊式築山泉水」の大名庭園だそうです。
中央に大きな池があり、周囲の園路を散策しながらそれぞれに移り変わる景色を楽しめる庭園です。春夏秋冬いつ訪れても楽しめる。さすが、日本庭園です。入り口にある立派なシダレザクラはぜひ満開の時を見てみたいです。
この時期のシダレザクラはこんな感じですが、存在感がありました。

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内庭の入り口には竹作りの大門があります。

左右均等でとても感じがいいです。
とてもりっぱな樹木。
特に右側の樹木は枝のひとつひとつがレタッチで陰影を表現されたように美しいです。


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松の幹にも冬支度。腹巻きがされています。

造園の職人さんがあちこちで作業をしていました。

しかし、どうしてこのように上手くくねるのでしょうか。
入り口入った園路からの眺めです。右向こうに中の島にかかる田鶴橋が見えます。

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やっぱり日本庭園はいいな〜 つくづく思います。

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池の中の所々にある石の上には亀が登って、甲羅干しをしています。

どうやってそこに登ったのか不思議でした。

どの場所でも景色を楽しめるそんな庭園です。よく手入れされています。
まだまだ東京は暖かいので、今回は紅葉もすこしでしたが、大満足です。

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池には亀のほかに、鯉やカモ、白鷺などがいました。

鯉が恐ろしく大きかったです。
よく組み合わされた石敷きの園路。歩きやすかったです。
右は単調になりがちな四角い平板の向きを変えてアレンジ。歩くのも楽しくなります。


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都会のオアシス。そう呼ぶに相応しい場所です。

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橋には瓦で土留めがされています。

作り物っぽくなく、土と植物とよくなじんでいます。






下の写真の

池の中央に見えるのは蓬莱島という石組みの島です。

以前は松の木があったようですが、今はどうしたのでしょうか。
広くてすべてを回ることはできませんでしたが、池のまわりをぐるっとしただけで、90分ほどは歩きました。11/22〜12/8までの間、紅葉した庭園のライトアップイベントがあるようです。

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