「The Gar傳」の入り口を飾る、前入れ前出し式の壁掛け式ポスト「アンジュ」。色はアンティークホワイト。名前のイメージからわかるように、アンティークなフランス雑貨をイメージしています。やわらかなラインとなめらかな質感、そして繊細な意匠。ディーズガーデン商品の魅力を体現していると言っても過言ではないと思います。人気商品であるのがうなずけます。 |
入ってすぐ右側。手の届く高さに蛇口のあるガーデン立水栓があります。昨年11月に発売開始されたばかりの「スタンドウォッシュ リリー」です。これならば、庭仕事の後しゃがんだりせずに手を洗ったりして使えそうです。 | |
そしてこちらは、オシャレな庭の物置の概念を変えてしまったと言われる、カンナ。そう、こちらも鋼製の本体に、FRP製のドアと屋根、レンガ調の飾りで構成されてます。レンガ色と木調色の組み合わせで、南欧風のお宅から、イングリッシュガーデンまで幅広く対応します。 | |
ディーズガーデンさんには、全国から特約店の皆さんが見学にいらっしゃいます。一方最近は、ディーズガーデンブランドの知名度が高まったおかげか、一般の見学者もお見えになるようです。そうした方達のために、モデルガーデンとは別に、工場の一角に商品展示スペースが設けられていました。こちらは、エレガントなアルミ鋳物表札 A-07の壁掛けタイプSタイプですかね。確認しなかったのですが、この凹んだ部分には、ディーズライトLEDラインが仕込んであるのではないかと。 |
ディーズガーデンブランドの始まりは、このオシャレなポストたちでした。陶器のような「ポーチ」、塗り壁に洋瓦を載せたイメージの「スタッコ」。そして、「シフォン」「ブーケ」「コレット」「アンジュ」「クレア」「デューン」。初期の製品と言っても、色あせることのない、いやむしろ変わらない価値を持つ、逸品と言えるでしょう。 | |
もともと傳來工房さんは、鋳物作品をメインに手がけられる会社。その歴史は古く、平安時代にまで遡ります。現在は、官庁や寺社、大学、橋など公共施設・設備などのモニュメントなどが多く、実に様々な場所で作品を拝見することが出来ます。写真のプランターは、アルミ鋳物のもの。一般のものとは違い、高い精度の作りと鋳物ならではの重厚感がありますね。 |
最後に。展示品を拝見して、そろそろおいとましましょうかと言うときに、スタッフの方から「こちら、何だかわかりますか?」と、声をかけられました。え?これ何でしょう?板が張ってあるだけとばかり思っていたのですが…。 こちら、ご来社いただいたお客様専用の傘入れ。蓋を開けると、傘が差し込めるようになっています。よくよく見ると、これ、木の板じゃありません。なんと、ディーズガーデンの板塀用部材「アルファウッド」で出来ているんじゃありませんか。蝶番部分は、カンナのパーツなんだそうです。なるほど、普通に見れば、こういう製品があるのかと思ってしまいますが、これ見る人が見れば、使ってある素材がわかり、ニヤリとさせられます。ご来社する機会の多い工事店さんならなおさらでしょう。 さきほど、ディーズガーデンブランド魅力の秘密は「センス」、「使い勝手」、「技術力」と書きましたが、もう一つ…茶目っ気といいますか、スタッフのみなさんの「ユーモア」の心も付け加えさせていただきたいと思います(笑)。 |