PRODUCTS
【デザイン】 設計室便り
トップ » 2015年までのお知らせ » 【デザイン】 設計室便り一覧 » 第11回タカショー エクステリア&ガーデンフェア のお便り 後編
第11回タカショー エクステリア&ガーデンフェア のお便り 後編
第11回タカショーエクステリア&ガーデンフェア 受付
さあ、前回お送りした「第11回タカショー エクステリア&ガーデンフェア 会場からのお便り 前編」に続いて、後編です。エクステリア&ガーデン建材メーカー タカショーの単独開催展示会である、「第11回タカショー エクステリア&ガーデンフェア」、7/31の模様をお伝えします。

後半は、タカショーの得意分野である、ガーデンアイテム、LED照明関連ブースのご紹介をしていきましょう。



エクステリアと同じく、カラーコーディネートされたモデルガーデンによるわかりやすい展示。新商品のタンモクアッシュとポーチガーデンの組合せ。共に深みのある茶系。
エクステリアと同じく、カラーコーディネートされたモデルガーデンによるわかりやすい展示。新商品のタンモクアッシュとポーチガーデンの組合せ。共に深みのある茶系。
こちらがタンモクアッシュ。これまでのタンモクウッドに使われていた針葉樹ではなく、またいわゆるハードウッドとして知られる熱帯広葉樹とも違う、温帯の広葉樹 ホワイトアッシュ。加工性に優れ、美しい仕上がりの期待できる素材です。
一転して明るいトーンのモデルガーデン。ライトグレーやベージュを基調としたエレガントさがテーマ。青いバラの背景には、エバースクリーン、エバーアートボードのホワイトパインとトラバーチン。
そして床材は、人工木デッキのエバーエコウッドのホワイト。リサイクル素材で環境に優しいのはもちろん、ビスの面に出ない施工、温度上昇を抑える素材特性など、人にもとても優しい製品です。
人に優しいと言えば、年々強くなる紫外線への対応に、紫外線カット率の高いシェードもあります。お使いの頻度や季節、施工される地域に合わせて、カット率の違う素材を選ぶことも出来ます。
そしてこちらは、狭小地での5th Roomコンセプトモデル。住宅と道路境界との距離が近いときに有効活用しやすいプランです。床面は柔らかで腐りにくいタンモクウッド、目かくしにフレームポーチとエバーアートボードのスクリーン。
そしてこちらは、狭小地での5th Roomコンセプトモデル。住宅と道路境界との距離が近いときに有効活用しやすいプランです。床面は柔らかで腐りにくいタンモクウッド、目かくしにフレームポーチとエバーアートボードのスクリーン。
ここからは、ウォーターガーデン関連アイテムの紹介です。樹脂成形池のクアドラを中心に、自動散水システムが組み込んであります。クアドラの周りはエバーアートボードでお手軽に化粧加工。
そして和風モダンをテーマにまとめたモデルガーデン。ポーチテラスとエバーアートボードの腰壁。柿茶と墨板というシックな和風伝統色が場を引き締めます。
フロア材には、セラトップストーンで。質感、風合い、コストパフォーマンス、ノンスリップなど様々な要素を鑑みてチョイス。新商品のセラウッディは木目調タイル。
ほんのちょっとしたスペースには、ファウンテンボールとプールボックスを使ったドライファウンテンなど。こんこんと湧き出ずる水に癒やしを感じます。
ホワイトにグリーンの組み合わせが魅力的なこちらは、防腐加工済み天然木のe−ウッドとガーデンファニチャーのコーナー。
ホワイトにグリーンの組み合わせが魅力的なこちらは、防腐加工済み天然木のe−ウッドとガーデンファニチャーのコーナー。
セメントに麻の繊維を練り込んだ素材 マルモリーノを使用したポット。
ポリレジンに石を練り込んだポリテラゾのポットは、耐候性あり。
e−ウッド シングルパーゴラ、ダブルパーゴラとe−ウッドフェンス。人工素材の耐候性を求めた各種エバーシリーズも素晴らしいですが、経年変化を伴い時の移ろいを感じさせる天然素材もまた魅力。木質の柔らかさと浸透性の塗装で表現されるナチュラル感はエバーアートウッドや人工木材とは別のよさがあります。
e−ウッドは部材のみも用意されているので、オリジナルの板塀スクリーンやフレームなどをデザイン出来ます。別注塗装では、パインやライトオークなどの木調色、グリーン、ブル-、ホワイトと言ったカジュアルカラーに、アジアンブラウンまで対応。ファニチャーとのマッチングでイングリッシュガーデンからアジアンガーデンまで幅広く対応。
さてそれではいよいよ、ガーデン&エクステリアライティングコーナーにてLED照明をメインとした、光の提案を拝見しましょう。
さてそれではいよいよ、ガーデン&エクステリアライティングコーナーにてLED照明をメインとした、光の提案を拝見しましょう。
写真は100Vの照明ラインナップの一部。ローボルト(12V)と100Vの違いや、目的による照明タイプ(全周配光、スポット配光)、同じ配光でもサイズ、スケールによる違いなど、様々な角度から商品紹介される様は壮観でした。
ローボルト施工方法の説明コーナー。ずっと以前は馴染みの薄かった12V照明がここまで普及してきたのは、マニュアル提供や勉強会の実施など、タカショーのこの地道な施工情報提供によるものも大きかったと思います。ジャンクションボックスやドライコーンを使った接続などこれまで電気屋さん任せにしていた部分のソリューション提供、常に現場のことを考えた改良があればこそだったのでしょう。
各種グランドライトの照度や角度による違い。カタログの図よりもさらにわかりやすいですね。
照明ブースの一角では、セミナーが行われていました。ローボルトシステムの見積支援ツール。
一旦ここで通路へ出てガーデンコーナーの続きへ。ガーデンプランターの紹介ブースです。レイズドベッドプランター ベジトラグと、メッキ鋼板製のベジーベッド。
一旦ここで通路へ出てガーデンコーナーの続きへ。ガーデンプランターの紹介ブースです。レイズドベッドプランター ベジトラグと、メッキ鋼板製のベジーベッド。
ベジトラグは、車いすからも楽に利用できます。また立ったまま作業も出来ますので、お年寄りが作業するのにも負担が少なくなっています。いわゆる園芸療法にうってつけのアイテム。
商談ブースでは、エバーアートボードフェンスの組み立て実演デモの準備がしてありました。構造的にはエバーバンブーボードやエバーこだわりログフェンスと共通する部分が多い様です。
それでは再び照明へ。MKイルミネーションを連結する、クイックフィックスシステム。これにより、ストリングスやモチーフなど様々な種類を一つのコンセントで連結できるようになるとのこと。
店舗用サイン LED PROはアクリルやステンレス製発光切り文字、De−Signは住宅用表札として。新しく加わったLetter Cubeは、発光機能はありませんが、門照明で照らし出されることで真価を発揮するサインです。
先日発表のあったカタログギフト ガーデナーズセレクションにも1コーナー設けてありました。ガーデンアイテムに特化したカタログギフトです。一般的なグルメやインテリアアイテムと並んでバラなどの植栽、さらになんと農業体験や陶芸教室などの体験もギフトに。お施主様への竣工記念プレゼントなどに使えそうです。
先日発表のあったカタログギフト ガーデナーズセレクションにも1コーナー設けてありました。ガーデンアイテムに特化したカタログギフトです。一般的なグルメやインテリアアイテムと並んでバラなどの植栽、さらになんと農業体験や陶芸教室などの体験もギフトに。お施主様への竣工記念プレゼントなどに使えそうです。
こちらでは、第5回となる、光の施工例コンテスト 第一次審査通過作品が紹介されていました。作品は無記名となっており、皆さんが投票されてました。作品を拝見しましたが、年々ハイレベルになってきてますね。作品が素晴らしいのはもちろんなんですが、皆さん見せ方が上手い。CADのパースに共通する部分があります。
今回は、東洋工業と住友林業緑化も共同で出展されてました。東洋工業からは枕木調擬木レイルスリーパー、グラノボーダー、プラーガペイブ、スタイリッシュなポスト プリート、住友林業緑化からは、ハナミズキのオリジナル品種 ホワイトラブ、同じくソヨゴのオリジナル ウィンタールビーなどが出展されていました。
そしてもちろん、オーセブンも出展しております。ちょうど休憩スペースの前だったので、ご覧いただいた工事店さんも多かったのではないでしょうか。今回はタカショー製品をふんだんに使った夜景パースなどをご用意しました。
通常の展示会と違って全体的にサロンの様な雰囲気で、お客様もリラックスされてました。おかげでじっくりお話しを伺ったり、説明を聞いていただくことが出来ました。
さて、最後のコーナーとなってまいりました。コントラクト部門、つまり非住宅市場向けの商材を集めたブースです。まずは建築外装材としても優れた特徴を持つ、エバーアートボードのポーチ。従来ならRC構造で造作しなければいけないものが、アルミ骨材とボードで軽量かつローコストに。また多彩な表現力を持っています。
さて、最後のコーナーとなってまいりました。コントラクト部門、つまり非住宅市場向けの商材を集めたブースです。まずは建築外装材としても優れた特徴を持つ、エバーアートボードのポーチ。従来ならRC構造で造作しなければいけないものが、アルミ骨材とボードで軽量かつローコストに。また多彩な表現力を持っています。
エバーアートゲート コントラクトタイプと、エバーアートボードひさし。ゲートは基本構造がしっかりしてますからね、住宅用の小型のものだけでなく、工場や公共施設の大型ゲートとして活用できます。
屋内照明器具のコーナー。直管型LED器具や、照明効率を高める反射板など。
簡単な施工で壁面緑化を可能にするアートキャンバス。灌水機能も組込済み。インドア用のユニットもあり、そちらではより給水管理をしやすくなってます。
電動式スクリーン ポーチオーバーロールセット組込済みのポーチスカイルーフとエバーエコウッド コントラクト。エバーエコウッド コントラクトはオープンスペースで屋内からフラットにつなげたり、バルコニーでの利用を想定した低床タイプ。大面積での施工効率アップを考慮したジョイントも採用。
タカショーエクステリア&ガーデンフェア リフォームガーデンクラブ案内
会場出口には、リフォームガーデンクラブの案内がありました。ご存じの方も多いと思いますが、リフォームガーデンクラブは日本最大級のガーデンプロショップのネットワーク。地域での研修、講習会などを通じ、会員企業の知識の向上や同業との交流を深めたり、広告掲載やローンの提供など様々なサービスを利用することが出来ます。

会場には、全国から多くの販売店、工事店さんが集まってきていました。夕刻に近づくにつれ、数がどんどん増えてきます。どうやら、この後始まる、リフォームガーデンクラブの全国交流会に参加されるようです。
今回のセミナーは海外から建築家、ランドスケープデザイナーを呼んでの講演会と、高岡社長を交えたパネルディスカッションでした。私も今回ご厚意で、隅っこの方で拝聴させていただましたが、海外の先進的な状況を知ることが出来、とても参考になりました。この後の懇親会は時間の都合で残念ながら参加できませんでした。

それにしても、これだけ全国から業者さんが集うというのは、なんとも圧巻でした。メーカー各社の集まる総合展示会でもこうはいきません。個人的にリフォームガーデンクラブ立ち上げ当初から注目していましたけれども、ここまでネットワークとして成長してきたのも、初期の頃から地域勉強会の開催など、小さな事でもこつこつとやってこられた事務局の努力の賜物であると感じます。またローンやブログサービスの立ち上げなど、(特に地域の小さな)業者にとって必要なものは何かを追求してこられた結果でもあるのでしょう。
タカショーリフォームガーデンクラブ 全国交流会の様子
ガーデンからエクステリア、そしてコントラクトにまで展開し始めたタカショーの建材、そして全国工事店とのネットワーク。今後もますます目が離せそうもありません。