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【デザイン】 設計室便り
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収穫の楽しみ便り【我が家の梅酒作り】
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 みなさんこんにちは。暑い日が続くと食欲も落ち、冷たい物ばかりほしくなります。お腹を壊さないように注意しなくては。。今回の設計室便りは梅雨のはじめに収穫した青梅で梅酒作りにチャレンジしたレポートをお届けいたします。

 毎年、梅雨に入ると我が家の梅が収穫の時期を迎えます。
梅雨のはじめの頃の梅はまだ青梅で、これは梅酒に最適です。一方、終わりの頃の熟して黄色味がかった梅は梅干しにして楽しみます。


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 梅雨の蒸し暑い午後、梅の収穫に取り掛かりました。
今年は梅の当たり年です。まんまるな実がたくさんつきました。


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 今回は2本の梅の木から約10キロの青梅が採れたのでこれを梅酒にしました。
梅酒は、糖分とクエン酸を含むので、疲れが取れて滋養がつきます。


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 まず、水でよく洗って2〜3時間水に漬けてアク抜きします。

アク抜きが済んだら、竹串などを使って梅のヘタをキレイに取り除きます。
梅酒作りは簡単なのですが、このヘタ取りが一番面倒な作業です。

ヘタを取ったら、よく水を切って布で拭いたりしてきれいに乾かします。

下準備が完了したら漬けます。
 梅酒は、梅1kgに対しホワイトリカーを1升・氷砂糖0.5kgくらいが一般的な割り合いです。
しかし、うちの梅酒はいつも適当で、その年によって味がけっこう違います。
つまり、それほどきっちり量って作らなくてもポイントを押さえて作ればちゃんとした梅酒になります。
今回は、梅がたくさん採れたので、梅を倍量で作りました。


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 ポイントは、氷砂糖を控えめにすると酸味のあるさらっとしたさわやかな梅酒になり、逆に多いと、梅酒のとろみが感じられる濃厚な味わいになります。
しかし、氷砂糖が少なすぎると、梅からエキスが染み出てこないし、保存しにくくなるので控えすぎるとおいしい梅酒にならないので、ご注意です。



 梅と氷砂糖を交互に入れて、最後にリカーを注ぎます。

あとは、密閉して涼しいところに置いておくだけです。早くて半年で飲めるようになるそうですが、最低1年は置きたいです。

 最近は、飲む用の普通の焼酎で漬けるのが流行っていると聞いてうちでも試しに2升漬けてみました。
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 ホワイトリカーと焼酎ので漬けることの違いは、ホワイトリカーは、アルコールの度数が高く、余計な味や香りがないので果実酒つくりに向いているそうです。
 しかし、通に言わせると、あまりいいお酒ではないので麦焼酎などで漬けるとよりおいしいのだそうです。ただし、市販の焼酎は25°くらいなのでホワイトリカーの35°より度数が低いので、長期保存には向いていないそうです。

梅12キロ、焼酎6升分、完了です。
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 うちの熟成梅酒で、今ある分では最高で14年経っています。
左から、平成6年、平成9年、平成14年モノで飲み比べてみました。
全部、味が違います。

家で漬けた梅酒は香りがよく、味わい深いです。

庭の植木で収穫を楽しむレポートでした。ike