■格安SIMとは
格安SIMというのは、大手のキャリアであるドコモ、au、ソフトバンクの通信設備の一部を借りて提供する通信サービスのことです。
ドコモ、au、ソフトバンク等の通信設備を持つ事業者をMNOと呼び、その通信設備を借りてサービスを提供する事業者をMVNOと呼ばれています。
MNOよりも比較的に月額料金が安いということで格安SIM（MVNO）へ乗り換えるユーザーが多くいます。
■月額料金が安い理由
キャリアから通信設備を借り受けて通信サービスを提供しているので、その維持費用が掛からないからです。
また、ほとんどの格安SIM（MVNO）が実店舗を持たないため、土地代や設備費、人件費のコストカットができているためと言われています。
では実際のところどのくらい安いのかというと、
「2019年スマートフォンの料金に関する調査」によると、
大手3キャリアユーザーは8451円、格安SIMユーザーは2753円という結果が出ています。
私も格安SIMを契約していますが、月額はほぼ2000円以下になります。
■どんな方におすすめか
・とにかくスマホの維持費を安くしたい方
・キャリアの独自サービスを利用されていない方
・長電話をしない、通話はLINEで済ませることが多い方
・データ通信量がそれほど多くない方・wifi通信を多く使われる方
・スマホを何台か持ちたい方
■乗り換える際の注意点
・キャリアのメールアドレスが使えなくなる
・キャリアから乗り換えるときの契約解除料がかかる場合がある
・キャリアで使用してたスマホをそのまま継続して使用する場合、
同じキャリア回線を使用するかSIMロック解除の手続きが必要になる
・契約の受付が一部を除いてインターネット受付のみのため、
トラブルがあったときに店頭で対応してもらうということができない
・モバイル通信が不安定な時間帯がある
携帯電話の料金は、毎月のようにかかりますので、
長い目で見るとキャリアと格安SIMでは利用料金の差が多く出てきます。
この機会に携帯電話の契約を見直してみてはいかがでしょう。
