e-Kan(イーカン)はオーセブンが独自に開発した社内業務の管理システムです。作図支援の履歴管理も5年を超えています。
オーセブン設計部では、お客様から作図支援(eES)のご依頼があると、e-Kanにご依頼内容を登録します。その物件に関するお客様とのやり取りや社内での引継ぎなどがe-Kanを介して進んでいきます。

図面が完成し、お客様にデータや印刷物をお送りした後、最後の締めくくりの作業があります。それは、作成した図面のイメージをJPG画像として作成し、図面のインデックス・イメージとして一緒に保管しておくことです。

この作業の蓄積も現在では20,000点を越え、これは社員が閲覧することができます。


▲画面1
e-Kanに収められた全ての作図データは、お客様名・物件名で整理され、ご依頼順に並んでいます(画面1)。

▲画面2
個々の作図情報には、画面2のようにイメージ画像が添付されています。因みにこの図面は、2002年の2月に作図させていただいた物件です。画面2の状態のまま、ご依頼順にスライドショーで見ることが出来ます。1枚10秒のスライドショーで見ても、全て見るのに2日半かかる量です。

▲画面3
各々のインデックス画像からは、すぐに当時のご依頼内容へジャンプできます。画面3はご依頼内容の表示画面です。お客様のお名前から、作図料金、作図時の注意点などのメモも保存されています。


昔のイメージの中に時折、その作図をしたときのお客様とのやり取りや、苦労したことを思い出させてくれるものがあります。作図履歴は、設計部オペレータの自分史であり、お客様とオーセブンの歴史としてe-Kanの中で最も貴重なデータです。