日本の物造りが危機に瀕していると 
高齢化や時代の変化に追随していない
しかし 昨今の物造りに欠けていると感じられるのは 物にかまけて ソフト面がお粗末


昔 仕事で建築構造用の金物の設計をやったことがある
手にもって すぐに取り付け方がわかる 取り付け方が正しくなければ 納まらにように 形態設計をした
強度や耐久性は実験で確認できる クレームにならないようにするには きっちち取り付けてもらうことが一番
大工さんが仕事をする限り 大工さんの手で馴染む形でなければならない 大工さんが 本能的に(考え無くても)とりあつかえるように金物の設計をしました。

マニュアルに どうこうしてくれと 大きな文字で書いても 問題は無くならない。

日本製のブルーレイディスクの使い勝手の悪さは あきれ果ててしまう。カタログには たくさん撮れる 色彩がきれい と書いてあった  物理現象を製品化する技術は 技術開発でなんとかなる しかし 使い勝手はソフトだ これは 気配り 想像力 優しさ 好奇心がなければ できない

今の日本製品には 技術はあっても ソフトがない 

この国の先々が 思いやれれる