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iPhone　iPadを購入しました。箱を開けて製品をとりだしました。付属品は電源ケーブルのみ。驚くことにマニュアルはありません。
どうするんだ　と　触っていくと　電源が入り　触ってみて　理解が始まります。原始人が奇妙な見知らぬ物に触れていくような感じです。

 iPadもiPhoneも　物造り精神からは見えてこない合理的な精神に満ち溢れている。
省けるものを　限りなくそぎ落としている。物にこだわってはいない。あるべき姿を初めから決めてはいない。

設計段階では　物の形はなかったのではないだろうか。操作をどのようにするのかをシュミレーションを繰り返して　もっと単純な方法を見出そうとする。

一人のいいセンスをしたデザイナーがいればいい。難しい技術があったわけではない。既存の技術をまとめ上げたただけ。だから　ハードの問題ではない。

2つに共通しているのは　今までのパソコンの機械的なイメージを感じさせないことだ。漆塗りの　　　手鏡のような手作り感の温かみのあるデザインである。

形を作り上げているのは　クラウドを使ってパソコンの中にあった色々な道具を　通信先に移したことで軽量化した形である。