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今回の震災でTwitterはダウンすることなく 利用できました。ワン・パケット通信の面目躍如でした。
携帯が使えなくなった時、家族と連絡できたのはインターネットを利用している人達でした。


携帯電話は話している間、通話中の2人で回線を専有しています。通話が集中するとつながらなくなるのはそのためです。
一方、Twitterはパソコン通信のパケット通信です。例えて云えば電話は専用お召列車ですが、パケット通信は乗合電車で混み合いながらも目的地に辿り着くというものです。大きめのメールは 数人手をつないで電車に乗って行くようなものです。途中手を離しても順番通に開きます。

140字に制限されているのは ワン・パケット(通信するときの最小の単位)で通信するためです。 一人だけだなら混んだ電車の中にすべり込んで 目的地に着けます。シンプルだから非常時に強いと云えます。

災害は忘れた頃にやってきます。その時に備えて 家族や大事な人への連絡用にTwitterを設定しておきましょう。

Twitterは無料です。メールアドレスさえあれば 匿名、愛称なんでも利用できます。適当でいいのです。つぶやきなど一切しなくてもいいし 日常使っていなくても一向にさしつかえありません。家族や友人など緊急時に連絡を取りたい人がみんなでそれぞれTwitterに登録をしておけば 何かの時にはお互いに指定先だけにつながる「Twitterのダイレクトメッセージ」で連絡することができます。 

ダイレクトメッセージで 「今 OO駅前に着きました。あと10分で着きます。腹減った」など140文字で連絡すれば 携帯が繋がらない時でも 連絡できることになります。もちろん他人に見られることはありません。ぜひ 平時の時に準備されておかれたらいかがでしょうか。