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マグニチュード(M)7級の首都直下型地震が4年以内に確率70%で起こると、東京大学地震研究所が発表した。平成7年神戸地震がマグニチュード7.3 震度7でした。誰も防ぎようも無い自然の脅威が近々起こるということです。対処するとは被害をより小さくする減災です。ちなみに内閣府の減災サイトも設置されています。



今回 少なくとも 4年以内70%の確率で起こることが予想できるのであれば たった今、地震が起きるほど緊迫しています。地震保険に入っているからといって安全とは云えません。 地震被害を最小限にするため 予防工事をできる限り早く進めておくことですが どうしたらいいのか 皆迷っていることでしょう。

日本木造住宅耐震補強事業者協同組合によれば 3・11以来 住宅の耐震補強工事が従来の1.4倍に増えたと云います。
明らかに地震の脅威から身を守ろうとい意識が高まってきたといえます。今回の4年以内70%の発表がありました。これで耐震工事はさらに増えることは間違いないでしょう。

しかし、地震に対しては 建物を守ることだけでは片手落ちです。家というより敷地全体を守ることが大事です。このためには造園・外構業の働きは不可欠です。
すぐ思い浮かぶのは 通学路などの接道部ブロック塀の改善工事です。また自治体による緑化に対する補助金交付・利子補給制度などの活用工事です。今まであまり進まなかったものでも今回は動きはじめるのではないでしょうか?素人の私が ちょっと考えただけでも

◯傾斜地での擁壁などの補強工事。
◯組積造の補強工事
◯火災の延焼を防ぐための緑の防火樹の植栽
◯雨水タンクの設置 
◯地盤強化のための 整地・排水工事
◯ボックスカルバートで震災避難小屋を駐車場としてセットする
◯簡易核シェルター工事 換気装置、自家発電節電設備
◯液状化対策のサンドパイル工事
◯・・・・・等々

さて この状況で第一にはじめることは ホームページで震災耐震工事や改善工事のページを付け加えることです。次に予防工事のご案内を 広告チラシ ダイレクトメール メール などどんどん 届けていくことでです。
お客様には多様なニーズがあります。工事の範囲はかなり幅ひろいものになるのではないでしょうか。それにきめ細かに対応していく中で 耐震改善工事の定番などもはっきりしてくるのではないでしょうか。 

今回は首都圏で 4年以内70%の発生確率ですが 活動期に入った地震は全国で起こると云われています。「活断層地図 主要活断層 98断層帯のリスト」を見れば 全国何処でも危険だと云えます。東北大震災は不意打ちでした。しかし地震の活動期に入ったということで、後悔を残さないように減災の努力をしたいものです。

外構・造園に係わる会社では 地震対策減災工事をお客様にお勧めしていくことが 今 一番大事なことではないでしょうか。