【コラム】2012/05/11
ユビキタスの時代・開幕
Googleアースを開いて津波で流された現場がどうなっているかすぐに知ることは出来ませんでした。Googleが飛行機を飛ばし撮影し、アップして始めて見ることが出来ました。ユビキタス・コンピューティングが進めばに地上の変化をリアルタイムで見れるのにそんなに時間はかからないでしょう。
家庭の空調機には温度センサーが付いています。日本中のエアコンがユビキタスで繋がれば日本列島の超高精度の気温分布が分かることでしょう。夏の発電コントロールも簡単になるでしょう。開発が進んでいるスマートグリッドもその一つです。
最近多くなったコンビ二やファミレス強盗対策にも有効です。 すべての監視カメラがリアルタイムに連動すれば たとえ一軒目で成功しても 二件目ではすぐに警報が鳴り捕まってしまうでしょう。
ユビキタスとはラテン語で何処にでもあるとか、神々が偏在すると言う意味だそうです。空調の効いた部屋に大型コンピュータが神のごとくﾄﾞ~ンとすわっていた時代からスマートフォンが世界中に溢れている時代になりました。クラウド化やスマートフォンの爆発的普及がユビキタス化に拍車をかけていると云えます。白物家電もユビキタス化の商品を出し始めています。（最近、関西弁をしゃべるスマートフォン連携の掃除ロボットが発売されました。）
パソコンは その中にある事前にインストールされたアプリでてきています。いろいろな操作によって 書いたものを保存して見せるというのが一番の使い方でした。しかしユビキタスなパソコンはもっとリアルタイムな条件をこなし使う人に合わせていく人にやさしいマシンになっていくのではないでしょうか。
ユビキタス・コンピューティングは情報革命の本流となり 今まででは考えられないことを実現させるでしょう。 情報革命はまさにエコで地球に優しい社会を作り出し、安心で快適で楽しい生活ができるようになるのではないでしょうか。
