IDEA001
 電力不足、電気代値上げ、夏は暑い。
 節電の夏ですね。
 今回はPCの消費電力を、およその数値で紹介します。



display
■ディスプレイ
 ・17インチCRT(ブラウン管)
   80〜100W
 ・24インチ液晶 1920x1200
   90W
 ・24インチ液晶 1920x1080 LEDバックライト
   50W
 ・24インチ液晶 1920x1080 白色LEDバックライト
   17W

m4_ssd
■データドライブ (待機時)
 ・500GBのハードディスク(2007年購入)
   10W
 ・1TBのハードディスク(2010年購入)
    5W
 ・256GBのSSD(2012年購入)
   1.5W

cpu_gaikan
■CPU
 ・Corei7 3770K / Corei5 3570K
  最大77W アイドル時6W
 ・Corei7 2600K
  最大95W アイドル時7W
 ・Celeron G540
  最大65W アイドル時5W
 ・Pentium Dual-Core G6950
   最大73W アイドル時7W

電源
■電源ユニット
各パーツだけでなく、電源も消費電力に大きな違いが出ます。
PC内が100Wを消費するものとして500W電源で計算します。

・変換効率70%
 43W ロスト
・変換効率80% (80PLUS)
 25W ロスト
・変換効率85% (80PLUSシルバー)
 18W ロスト
・変換効率90% (80PLUSプラチナ)
 11W ロスト

80PLUS認証とは、電力変換効率の規格です。
 80%の変換ができると良品であり、80PLUS認定されます。
 スタンダード→ブロンズ→シルバー→ゴールド→プラチナの順に、より効率の良いものと認定されます。

今回は消費電力という少しマニアックな部分を紹介してみました。
全体的に言えるのは性能が上がっても、新しいものは省電力なものが多いです。

たとえば現在、PCとディスプレイで160W消費しているとします。
これが60Wになると、100Wの省電力になり、1日10時間作業しているとすると
1日で1KWhの省電力に成功することになります。
これは、1000Wのドライヤーを1時間付けっぱなしにしている電気量と同じです。

消費電力を抑えれば、電気代が安くなり、部屋の温度も上がりにくくなります。

PCではありませんが、我が家のテレビ、REGZA 37Z1は169Wでした。
後に出たREGZA 37Z3は144Wでした。技術の進歩ってすごいですね。