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2012年夏以降、オーセブンではCAD図面によるプレゼンを最も美しく表現してくれる図枠サイズの検証に入りました。第5回オーセブン・デザイン・コンテスト2013(賞金総額100万円)の締め切り(2013年1月31日)も間近かですので、検証結果をご報告します。

Microsoft Office のWordで文章を作成するとき、A4版用紙の標準余白は、天地4.5cm、左右3cmです。この余白を狭めれば狭めるほど、書類としての美しさが目減りします。A3用紙にエクステリア・外構・造園CAD図面を配置する際も同様です。A3用紙に置く図枠と余白の在りようが、提案図面をビシッと決めるか否かまで及びます。・・・実際にオーセブンCAD図面上に、【平面図】【部分パース画像】【注釈】【植物画像】等を、目一杯配置してみました。その結果、A3用紙上に図枠を配置した余白は、少なくとも天地の余白1.5cm、左右の余白1.5cm以上とれれば、美しく収まることが確認できました。望ましくは2cmですが。

■下図の、【左図】【右図】の白色部分は、A3用紙サイズを表しています。その中の四角い緑グレー色の部分が図枠サイズです。A3用紙による提案図としての収まりの良さが、【右図】にあります。【左図】は、現状のオーセブンCAD図枠サイズですが、実際のところ、A3用紙からはみ出そうにみえ、これでは美しく決まりません。調整の必要があるということになりました。(文末にバージョンアップツールによるアップデートをご案内しています)


 【左図】A3用紙の天地の余白が1cm以下  【右図】A3用紙の天地の余白が1cm以上
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■【天地左右の余白1.5cm以上】のご提案図(作例1)
注釈入り平面図とパース図他を目一杯入れています。この状況が、美しく収める限度ぎりぎりの図枠サイズです。(クリックで拡大します)↓↓


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■【天地左右の余白1.5cm以上】のご提案図(作例2)
注釈入り平面図と立面図やパース図他を入れています。これも限度ぎりぎりの図枠サイズですが、どうにか美しく収めることができています。↓↓


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■【天地左右の余白1.5cm以上】のご提案図(作例3)
図枠ラインを短めにデザインして余白を捻出した図枠サイズです。図枠テンプレートを解体しています。
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■【天地左右の余白1.5cm以上】のご提案図(作例4)
シンプルラインによる図枠ほど、天地の余白を必要とします。本当は2.5センチの余白を取りたいところですが、限度ぎりぎりで収めています。↓↓


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■【天地の余白1.5cm以下】のご提案図(作例5)
余白に余裕がないと、こんな感じになります。A3用紙からはみ出そうな、バランスの悪い印象を残しています。エクステリアプランがどんなに素晴らしくとも、今一歩ということになります。↓↓


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次回は、パース1、2点のプレゼン図枠サイズについて、ご報告します。
なお、2012年11月23日午前9時から、【07アップデート】ツールで、天地左右の余白1.5cm以上の図枠テンプレートを取得できます。既存の図枠53点について調整を済ませています。

オーセブン・デザイン・コンテスト2013のご応募、お待ちしています。