ざくろ
iPhoneの発売3日間で900万台を超えたという。一方、マイクロソフトがノキア携帯部門を買収。 カナダのスマートフォン、ブラックベリーは投資家グループから暫定買収案を受けています。 最強の携帯メーカーがほぼ10年でその活動を停止した。携帯にこだわった企業が破れ、パソコンを合体したiPhoneに一蹴される形になりました。

選択を誤れば あっという間に勢いをなくす典型的な例です。

21世紀のテーマはIT化、情報革命だといえます。私たちの造園や外構のビジネスでも同じです。庭をデザインし、樹木を植え、園路を作ることに、IT化などいらないんだと考えている人も多いと思います。勿論、基本的な仕事は何も変わらないと言えます。しかしビジネスの仕方が変わり、自分は変わらずに仕事が続けられるはずもありません。

この業界でのIT化はCADで始まりました。お客様にイメージを伝え契約という成果を取るにはCADで提案することは大事だと誰もが考えたからです。他社がCADを使っているし使わなければ差がついてしまうと いやいやでも導入された方も多いのでは無いでしょうか?

携帯電話が普及し始め 小学生まで持つようになっています。今では何処でも携帯電話で連絡できるようになり仕事は前よりスムースに運ぶように成りました。しかしスマフォの登場で様子が一変しました。携帯電話の通話は以前より少なくなり 今はメールやSNSの通信の伸びが大きくなっています。これがノキアやブラックベリーの凋落につながっています。

お客様を探しだす探客をネットで100%という会社も出現しています。そのスマフォからの申し込みは電話ではなくメールで連絡が多いのでは無いでしょうか?問い合わせに即対応できるかどうか ネットで受注をするなら大事なことです。

CADを導入し活用している人たちは、今、新しい段階に入ったと考えるようになっています。 CADの導入は経費削減というより契約を確実にする手段です。CADの効果が一番出るのは、その問い合わせから次への対応がスムースになるからです。

自社の紹介から得意なデザインなど必要な情報を次々と知らせて、お客様を惹きつけておけるかどうかは データーベースがどこまで対応しているかで決まってきます。

メールでのやり取りで契約までの確実性を高めることが出来ます。出かけていたので返事が遅れるのは 会社のIT化が進んでいない証拠で お客はその遅れを許してくれません。ダメな会社という烙印を押しがちです。 スピード感のある仕事でお応えすることが情報革命のなせる業です。

会社の経営にとって情報の共有化や情報伝達の速度あるいは情報の生産性を上げるということがいちばん大事な経営課題ではないでしょうか。会社の内外の情報が一瞬にして社員全員に伝わり、だれでもがお客様に即対応できるように、ぜひ御社のIT化を最大課題の一つとしてご検討いただければと思います。