10min07
ネットプラ10とFingarPlanをお使いのお客様にお知らせです。
VRデータの作成スピードが格段に向上いたしました!



先に結果を...

約80%高速化しました!




高速化するにあたって、2つの高速化を行っています。

1.パースデータの準備と、レンダリング本体の分離、並列化
2.複数台のPCを用いて1つのVRを作成する分散化

■パースデータの準備と、レンダリング本体の分離、並列化
VRデータは80枚ほどのレンダリング画像で成り立っています。
データ用意→レンダリング→画像完成を枚数分繰り返しているのですが
データを用意するプログラムとレンダリングを行うプログラムを分けて
時間のかかるレンダリング中に次のデータを準備するようにしました。


■複数台のPCを用いて1つのVRを作成する分散化


分散図
 1台で行っていたレンダリング処理を、サーバー群の中の空いているPCで行うことができるようにしました。

 例えば80枚を4台で分散すれば1台あたり20枚のレンダリングで済みます。

 この分散レンダリングによって飛躍的に速度を上げることができました。

 更に、どこかで障害が起きても他のPCでレンダリングを行うようにしていますので、完全に止まってしまうということがありません。

 サーバー強化するときも1台単位で追加できますので安定度も向上しています。
その結果、従来はパース表示に掛かる時間に対してVR表示は10〜15倍ほどの待ち時間があったのですが1.1倍〜2倍ほどの時間に短縮することができました。

遅くて待てないよー、という声が聞こえていたVR作成機能。
格段に速くなりましたので、ぜひ、お使いください。


(すごくがんばりましたので使ってください)