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Google社は先日、公道で自動車の自動運転をテストしていると発表しました。自動車の自動運転は交通事故や渋滞をなくす夢の技術として研究されてきましたが、ここ数年のIT技術の発展によって急激に現実を帯びてきました。そこには三次元の処理スピードアップが大きくかかわっているようです。


自動車の自動運転に対するGoogleの最近の取り組みは、刻々と変わる周囲の状況をリアルタイムで判断しながら歩行者や他の車にぶつからないようにすることでした。下の画像は自動運転自動車のセンサーがとらえた映像です。黄緑色の点描で表現された物体の情報に対して、自動車や歩行者、道路わきの障害物を立体的な線で描かれた箱で再表現しているのがわかります。自分が注意しなければいけない物体を、事前により分けているのです。


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IT技術が人間の複雑な仕事を肩代わりするには、処理のスピードが大変重要です。いくら素晴らしい結果でも、処理が遅かったら意味がありません。同じ仕事をしたときに、人間よりも早くできるようになったときに、初めて価値があるとみなされます。パソコンが会社業務へ浸透し始めたのも、ワープロや表計算などのソフトの動作が、手書きでの仕事と同等以上に速くなったのがきっかけでした。ビジネスレターをWordで書き、経費計算をExcelでやったほうが、変更もたやすく仕事が速くなるからです。

その一方で、なかなかIT化が進まないものもあります。たとえば、スケジュール手帳です。手書きの手帳をポケットに入れている人が現在でも多数派なのは、スマートフォンやパソコンでは、すぐに読み書きできず、遅いためです。名刺やカタログが紙のままなのも、同じ理由だと考えられます。

CADはビジネスツールです。お施主様のご要望を短時間できれいなイメージ(パース・動画)にして、すぐにお施主様にご覧いただけるスピードが、ビジネスに勝つためにとても重要です。弊社のCADソフトも、お客様のビジネスのスピードを加速させるCADであろうと、いつも意識しています。

Googleの自動運転でプログラムがリアルタイムに周囲の状況を認識している動画があります。下記に掲載しますのでご覧ください。説明は英語ですが、映像だけでも見る価値があります。