【コラム】2016/03/01
空いた〇〇をお金に換える
ubarはウーバー、airbnbはエアビーアンドビーと読みますが、どちらもインターネットを使ったサービスです。 あらゆるビジネスのあり方を変える、大革命かもしれません。
無駄をなくす。節約する。使うお金をセーブして、健全な家計を保つのは大変ですよね。 これからは積極的に我が家の遊休資産を活用する時代かもしれません。車庫に置きっぱなしの自動車、誰も使っていない部屋があれば、それをお金に換えるサービスが、ubarであり、airbnbです。
 | ubar（ウーバー） https://www.uber.com/ja/ 分かり言いますと、白タクを組織的に配車するサービスです。 自動車を持った一般の人が、空いた時間にタクシー業をできます。 ※日本では現状では違法で、タクシーの配車サービスに近いものになっていますが、スマホアプリでスムーズに配車される点と、ドライバーとの金銭の授受が不要なのが特徴です。 |
 | airbnb（エアビーアンドビー） https://www.airbnb.jp 民泊のマッチングサイトです。空き部屋を貸したい人と借りたい人を引き合わせます。 安価に長期滞在したい旅行者などが、ホスト（家主）と半ば同居しながら宿泊できます。 ※日本でも、2020年の東京オリンピックのホテル不足解消の切り札と見られており、条例の整備を検討する自治体もあります。 |
海外では、ubarがタクシー業界を、aribnbがホテル業界を直撃して既存の企業が打撃を受け始めたといわれています。どちらのサービスも、インターネットと決済システムが個人と個人をつないでいる点が特徴です。このシステムを実現したのは、インターネットが近年獲得した特徴があります。
ubarもairbnbも、使う側に不安があります。 その為、これらのサイトには利用者からの評価レビューが最前面に表示されています。 貸す側の情報は顔写真の横に★マークが並ぶいつものスタイルで、投票により自然に淘汰される仕組みが利用者全体に了解されています。サービスが成功するために最も重要だったのは、インターネットに貸し手を評価する仕組みが定着したということだと考えられます。
エクステリア造園の業界でも、庭木の剪定などのサービスはこのような仕組みがそのまま当てはまるかもしれません。大きい造園屋さんに頼まなくても、気の利いた職人さんに直接頼んだ方が小回りが利いて安いという考え方は、ubarやairbnbと同じ発想で生まれてくるはずです。
ホームページが手薄な方はもう一度育て直し、ホームページでうまくいっている方は次のステージへコマを進める時期ではないでしょうか。 オーセブンのホームページ制作チームでもお客様のご相談をお待ちしております。
