【コラム】2016/05/22
eラーニングの今 (その2)
eラーニングは、本来は電子的な(electronic)学習方法という意味です。現在ではインターネットを使った学習方法というとらえ方が主流ですが、より「電子的」な発展を遂げつつあるシステムも出てきています。
前回の「eラーニングの今 (その1)」でご紹介しましたが、小学生のお受験の教材として、いまやタブレットが主流となりつつあります。 通信教育大手の、学研やZ会では、タブレットとインターネットを使った最新の学習システムを小学生向けに提供しています。インターネットとタブレットを使うことによって、勉強している児童の学力の特性を掴もうという挑戦がなされています。
子供の通信教育は、基本的には問題を解くという作業をして、それを採点してもらうという手続きになります。従来は紙の答案用紙に書き込んで、郵送するスタイルでしたので、配られる問題は皆同じものでした。 最新のeラーニングでは、子供の回答に応じて、出題される問題が変わってきます。 苦手な問題を繰り返し出すなどして、学力のアップを効率的に進める仕組みが入っているのです。
受験戦争の是非はともかくも、必要な知識を効率的に身につける新しいeラーニングは、子供だけはなく大人にとっても有効な手段になるでしょう。 様々な資格試験や外国語の学習など、新しいステージへ上がろうとすれば、やはりどうしても、いくらかの勉強をさせられますので。
オーセブンのソフトでも、最新のオーセブンCADのWebマニュアルにはユーザー様の操作に応じて対応する内容を自動で表示するシステムが備わっています。 CADの操作に応じて、対応するマニュアルを出すことで、スキルアップを効率化する試みです。バージョン11.5でご利用できますので、是非ご覧ください。