【コラム】2017/03/01
これもAI(人工知能)です
最近、巷にはAI(人工知能)の話題が多いですね。 囲碁のプロを負かしたり、クイズ番組に出場したりなど、高度なものが目につきますが、人にとって面白い道具になるものが出てきました。
簡単なイメージ画像を作ると、そこから連想されるリアルな写真画像を取り出すことができる、面白いプログラムが先日ネット上に公開されました。 下の図がその操作画面です。INPUTの欄に四角形をいくつか描き、「process」ボタンを押すと右側に連想される画像が表示されます。 サイト上で実際に動作しますので、是非試してみてください。→ http://affinelayer.com/pixsrv/index.html
プロの建築家同士なら、左の図だけでも建物のデザインを共有できるかもしれません。しかし、建築の素人に示すなら右の写真の方が望ましいでしょう。誰でも描ける左の図から、誰でも理解できる右の図に変更しているのが、このプログラムの最大の価値だと云えます。
誰でもわかるこの右の図が、さらに変換されて、寸法の入った線画の展開図になると便利ですね。AIの発展によって、そんな夢のようなツールが現実になるのもそう遠いことではないかもしれません。