【営業現場から】2007/10/01
ETCの利用と車中泊
私達、07の営業は全国をカバーしているためよく高速道路を利用します。昔の高速道路と今の高速道路・・・特に夜に変化が起きているのをご存知でしょうか?
今高速道路を走行する車には「ETC」が付いている車が増えました。導入の際に国交省の天下り先確保と警察の「国民監視」のために、アメリカ型の「レンタルETC」から管理しやすい現行の高コストETCに変わったのは記憶にも新しい事と思います。
紆余曲折があり導入されたETCですが、各種割引の効果もあり導入率は高くなっているようです。
思いつくだけでも、「深夜割引」「通勤割引」「区間割引」などなど・・最高で50%も安くなるのですから皆意識して使おうとするのは当たり前です。
特に私達のように仕事で使う人間は頻度も高い分意識します。
また、ライフスタイルの多様化と団塊世代のリタイアにより「車での長期旅行」が増えてきている影響も感じられます。
深夜割引は0:00〜4:00の間に高速道路上にいれば割引が全区間適用されます。そのため、深夜の高速道路のSA、PAには時間を調整する長距離トラックで溢れています。
昼間よりも駐車している台数が多いという不思議な現象とともに、エンジンをかけたまま休憩や睡眠を取っているため排気ガスと騒音で異常な光景です。
また、IC手前の路肩にトラックや営業車が並んでいる(事故が心配)という光景もよく見ます。
今、高速がトラックで一番にぎわっているのは0:00過ぎなのかもしれません。
そして、深夜のSAやPAで最近よく見るのが「車中泊」をしている方々です。車種は千差万別。軽自動車からバス、キャンピングカーまでいろいろです。
昔は朝早く出発する人間が多かったのですが、深夜割引等の適用を受けるため前夜に出発し、高速で仮眠というのが流行りの車旅のスタイルのようです。
退職された方々が「夫婦+ペット」という形で日本全国を旅行する・・・そのために「キャンピングカー」が流行りつつあります。
私もリフレッシュ休暇でもいただければそういう旅をしたいなぁ・・・と思う今日この頃です。
私の担当するお客様の中には「移動事務所兼休憩所」としてキャンピングカーを利用している方もおられます。
日本のキャンピングカー保有率は欧州の約50分の1らしいです。今後、大きく流行るかもしれませんね。
エンジンをかけたままのトラックの問題など、環境面でいろいろな意見が出てくるかもしれません。
深夜に高速を使う機会があればぜひ小さなPA等にも寄ってみて下さい。
一生懸命働いている人々と新しいたびのスタイル・・・。昼間より多い車・・・。そしていろいろな日本の縮図を見ることができると思います。
07の営業もいるかもしれませんが、「そっとしておいて」下さい。 (笑)