【コラム】2017/09/01
サーバー技術で未来を開きます
皆様はサーバーを使ったことはありますか? 「使ったことはない」とお考えの方も、Eメールはお使いでしょう。Eメールもサーバーを利用したシステムです。 今の時代、誰でもどこかでサーバーのお世話になっているものです。
パソコンを「電子計算機」と言っていた時代があります。その頃のパソコンは高性能な計算機の入った大きな箱で、それにモニターとキーボードをつなげて、複雑な計算をさせていました。計算式をプログラムすれば、結果を返してくれる、便利な機械でした。
幾つかのパソコンをネットワークでつないで仕事をさせようとしたとき、サーバーが生まれました。Eメールのシステムを提供するメールサーバーやファイルを共有するファイルサーバーなどです。 初期のサーバーは主にパソコンの機能を補助する役割を担っていまいた。
現代ではTwitterやFacebookなどのSNS、音声入力のシステム、先日ご紹介したGoogleEarthなど、高度なサービスに至るまでサーバーで提供されています。その結果、今や(かさばる電子計算機などではなく)手のひらサイズのスマートフォンで、世界中のあらゆるサービスを利用することができます。
ハイスペックなパソコンを用意して全てをインストールして使うよりも、サーバーシステムをうまく活用することで、シンプル・経済的にビジネスを進めることができます。オーセブンではそのために、インターネット認証システムを用意し、e-Boardをお客様専用のデータサーバーとして使えるようにすすめてきました。
そしてこの度、高品質レンダリングサーバーの「橘(たちばな)サーバー」の開発に成功しました。「橘サーバー」は強力なグラフィックボードを複数枚搭載して、07CADからのレンダリング命令を写真品質の画像にして返します。インターネット上どこからでも、ボタン一つで動かすことができる強力なレンダリングエンジンです。皆様のお役に立てる日(もう間近です)を楽しみにしております。