1年に1、2回くらいだと思いますが、「Macで07CADできないの?」というお問い合わせを受けることがあります。07CADのMac版があるわけではありませんが、Macのハードを使って07CADを動かす方法はいくつかあります。
オーセブンの社内には、何人かMacユーザーがいます。Macの方がカッコいいとか、Macで使っている他のソフトがあるとか、ちょっとやってみたいだけとか、理由は様々です。オーセブンは多様な仕事のしかたを推奨していますから、Macでやりたいとなれば、その社員のパソコンはMacになります。
オーセブンの社員でしたら、ほとんどの場合、07CADを動かす仕事があります。 Macでやりたい、の社員も例外ではありません。彼らはそれぞれ、自分のやり方で07CADを動作させる環境を作りますが、その方法は主に3通りあります。
1.見た目はMac、中身は完全にWindowsなタイプ
2.MacOSの上でWindowsを動かすタイプ
3.MacとWindowsPCを連携して使うタイプ
1はBoot Campと呼ばれる方法で、Macの中にWindowsをインストールします。パソコンを起動するときにどちらのOSを使うかを決められますので、 Windowsに設定しておけばMacの形をしたWindowsマシンになります。 2は、Macに仮想環境ソフトをインストールして、その中でWindowsをインストールする方法です。OSが多重に動くので、重い動作には不向きですが、Macのソフトも同時に使えます。
既にあるWindowsPCに新しく買ったMacをネットワークでつなげて使うのが3の方法です。Macからリモートデスクトップ用のソフトを起動して、Windowsパソコンにネットワーク経由でつなげます。WindowPCもMacもどちらも持っている場合だけこの方法が取れますが、マルチ画面にも対応していて、かなり使えます。