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液晶モニターといえばPCを使ってお仕事されている方は、ほぼ毎日顔を合わせているものだと思います。単に液晶モニターと言っても、モニター毎に様々な特徴を持っているものが多くあります。今回は、数多くある液晶モニターの中でどういったところに注目して選んだ方がいいかご紹介したいと思います。



◆モニターの形
 モニターを選ぶときには、自分の作業にあった画面サイズを選ぶことが大切です。基本的に画面サイズが大きければ作業領域が広く使えるメリットがある分、実際に配置する場所の確保も必要になってきます。

 【スクエア】
  画面縦横比率が4:5のモニタになります。縦方向に広さがあるので、デスクのスペースを圧迫することなく配置できます。wordなどの文章を作成するソフトやwebブラウザーが見やすいという特徴があります。

 【ワイド】
  画面横に作業領域が広く取れるため、複数のソフトを画面に表示しながら作業できるのが特徴になります。CADで図面を描きながら、webブラウザで商品を検索して色など確認したい等の使い方ができます。



◆モニター画面の表面処理

 【グレア】
 
 画面上での色の映りが鮮やかなところと黒色が引き締まって見えるため、画像や動画が綺麗に見えるのが特徴になります。そのためショールームなどに置かれるモニターはグレアが多い印象があります。その反面、鏡のように映り込みがあるのと指紋などが画面につきやすく目立ちやすいというデメリットがあります。
  
 【ノングレア】
  
グレアと比べて色の映りが鮮やかさは弱いため、地味に感じる場合があります。画面の映りこみが少ないため、目の負担も少なく、パソコン作業を長時間されているに向いているのが特徴になります。弊社のモニターは、ほぼ全てこちらのものを使用しています。



◆パネルの種類

 【TN】
  一般的に安価で売られていて、一昔前まではこちらのパネルが主流でした。安価ではありますが、視野角が狭く、画面を正面から見るときと横や斜めから見たときと比べると、色が大きく違って見えたりネガ反転して見えてしまいます。ショールーム等でいろいろな角度で画面を見られるような場合には不向きなパネルになります。

 【IPS】
  TNパネルと比べて価格が高めではありますが、視野角が広く、どの角度から見ても見え方が変わらずに見えるという特徴があります。また画面の発色も綺麗なため、CADやデザインをされる方に向いているパネルになります。

 【VA】
  VAパネルは、TNとIPSの中間的な位置づけにあるパネルになります。ただこちらのパネルは、黒色の引き締まりが強いため、メリハリのある動画や画像を表現しやすいという特徴を持っています。こちらもデザインをされる方に向いているパネルになります。



今回はご紹介できませんでしたが、この他にも様々な特徴を持ったモニターが存在しています。
毎日顔を合わせるものですので、自分に合ったモニターをお使いいただくことをご検討されてはいかがでしょうか?