千葉ラボ:古民家(母屋)
2013年11月某日。緑溢れる里山で始まった "New garden life" 。早いもので密着取材して5年ちょっとが過ぎました。千葉ラボ亭主の孤軍奮闘ぶりや、面白さにワクワクする【ものづくり】【庭づくり】【野菜づくり】の、なに!これ!をつぶやきます。

天空からドローン撮影した千葉ラボ:全景 (撮影時期2019年6月)

天空からドローン撮影した千葉ラボ全景
古民家づくりの母屋(亭主の居所)は、亭主の創作場所として使われている【事務所】【作業所】と、薪のストックや加工所になっている【木屋】に囲まれ、敷地の中央に位置します。母屋から正門を眺める東側に【和庭A】【菜園A】が作られ、正門西側に【和庭B】【中庭】【菜園B】と、道路面に沿って主庭となる【ボーダーガーデン・バラ園・ガゼボ(東屋)】が続きます。中庭を通って母屋の裏手に【果樹園】があります。

千葉ラボ:母屋 (撮影時期2019年5月)


千葉ラボ:母屋 撮影時期2019年6月
・・・ 夏真っ盛りの8月 ・・・

千葉ラボ:夏景色
8月に入ると、5月~6月の花の賑わいは消え去り、静かな里山が戻ってきました。特に早朝の朝露に煙るボーダーガーデンやバラ園は、鳥や虫たちの憩いの場になります。


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朝顔
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さるすべり赤
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おくら
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夏水仙
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すすき
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ブラックベリー

千葉ラボの道路向こうの水田
4月の【田起こし】【代掻き】、5月の【田植え】を終えて、8月の【収穫】・・・お米の刈り込み時期に入りました。田んぼは、あたり一面、稲穂の黄色味をおびた新緑の世界です。


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【田起こし】の後
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【代掻き】の後
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これから【収穫】
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千葉ラボの生垣 
生垣の丸窓から、シャッターチャンスを狙う。時速2~4km位で走るトラクターを追いかけて、シャッターを切る。穴空き生垣の天端は緩やかにカーブする波型。世の中にある生垣とはちょっと違います。目隠しや風除けにはなりませんが、人を‘ワク’っとさせます。







【田起こし】や【代掻き】用のロータリーを連結したトラクターは、ファインダー越しにのぞくと、昭和初期の日本製の「ブリキの玩具」にみえます。 ↓             
千葉ラボの生垣
4月【代掻き】
4月田起こし
4月【田起こし】
8月【収穫】
8月【収穫】

千葉ラボの生垣には、【丸窓】の他に、【四角窓】【長四角窓】が取り付いています。


長四角窓の生垣
長四角窓の生垣
長四角窓の生垣
丸窓の生垣
丸窓の生垣

千葉ラボ亭主の【ものづくり】
いつも千葉ラボ【作業所】で行います。【作業台】も【竹割り機】も亭主の手作り。生垣の丸窓は千葉ラボの裏山で伐採した竹を使っています。2ヶ月ほど陰干しをしてから油抜きをした竹です。


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①竹を割る
  ①竹を割る:ナタの刃にセットする
②竹を割る
  ②竹を割る:ナタの刃に向わせる
③竹を割る
  ③竹を割る:竹を真っ直ぐ引き抜く
④竹を割る
  ④竹を割る:完了
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丸窓付き生垣
  生垣に装着した【竹製:丸加工枠】
①輪を作る:直径800mmの輪一重
  ①輪を作る:直径800mmの輪一重
②輪を作る:輪を固定具で仮押さえ
  ②輪を作る:輪を固定具で仮押さえ
③輪を作る:二重の輪にする
  ③輪を作る:二重の輪にする
④輪を作る:輪を結束バンドで固定
  ④輪を作る:輪を結束バンドで固定
⑤輪を作る:竹製完成
  ⑤輪を作る:竹製完成

密着取材で思うこと
 千葉ラボの「新しい住まいかた提案」は、沢山の知恵や手間、時間が容赦なく掛かっています。【ものづくり】【庭づくり】【野菜づくり】と言葉にするのは簡単ですが、ゼロからの出発で、土づくりや雑草取り、広い敷地内の土木工事や古民家の修繕工事、道具づくりに植物の誘引作業や真冬の槇割りなど、前工程の作業量の多さは半端無いものがあります。

・・・千葉ラボ亭主が体を壊された時は心配しましたが、5年を越えてしっかり続いています。膨大な千葉ラボ資料に囲まれた出遅れ気味のPR担当としては、逆に踏ん張らなければなりません。読者の皆様、よろしくお願いします。(次号は来月の今頃、発信します。)