【開発現場から】2019/12/01
オーセブンCADバージョン9の思い出
いつもオーセブンCADをお使いいただきありがとうございます。
2011年の夏にリリースされたオーセブンCADの「バージョン9(9.5)」がこの12月でサポート終了となります。「07CAD02」では標準となっている機能の多くがこのバージョンで初めて搭載されました。
少し振り返ってみたいと思います。
オーセブンCAD「バージョン9(9.5)」についてはこの12月で、ソフトウェアアップデート、コンテンツアップデート、通常サポート範囲での電話サポート等、を終了させていただくことになりました。
発売開始以来9年余りにも及びソフトウェアの修正や改良、新製品コンテンツのアップデートを続けてまいりましたので、現在でも十分な完成度を持った製品だという評価を頂いております。
開発部の人間としてはリリースの前から関わっているということもあり、実質10年以上の付き合いになりますので感慨深いものがあります。
すでにサポートを終了している前バージョンの「バージョン8」で基本的な作図手順やパースの画質については、ほぼ出来上がっていたこともあって「バージョン9」ではとにかくユーザー様からの要望や機能を詰め込んだバージョンになりました。
現バージョンの「07CAD02」では標準となっている機能の中には「バージョン9」で初めて追加されたものが多くあります。
○バージョン9で追加された作図機能
・整列機能
・レイヤー単位でモノクロ/カラーを切り替えられるようになる
・新方式の印刷方法により印刷結果がきれいになる
・平面カラーの指定に「無色(透明)」が追加される
・ユニット線の太さを変更できるようになる
・種類別で選択できる機能
・植栽グループ化
・文字の背景、文字の色、線の色が変更できる
・塀、床、階段の注釈表自動作成
・注釈データ追加
・寸法線の表示文字
・注釈スタンププレビュー機能
・テクスチャ色変更追加機能
・シンボル化(切断)された塀・床・階段の再編集機能
○バージョン9で追加されたレンダリング機能
・照明自動点灯機能による夜景表現の向上
・敷地方位機能による影シミュレーション
・VR機能標準搭載
○バージョン9.5で追加された作図機能
・石積みツール
・ウッドデッキツール
また、e-toko plan/catalogとのweb連動機能や、「建物デザイナー」がオプション機能として選択できるようになりました。
こうして見てみると、「バージョン9」がいかに多くの要望を取り入れてきたかが分かります。
「バージョン9」のサポートは終わってしまいますが、最新バージョンの「07CAD02」は「バージョン9」をお使いのユーザー様にもご満足いただける製品となっておりますので、ぜひご検討ください。
オーセブンCAD「バージョン9」はWindows10の動作保障はしておりません。
バージョンアップや、ライセンスの追加などのご相談は、各担当営業もしくは、オーセブン株式会社 営業推進部 048-840-1577 までお問合せ下さい。
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