【開発現場から】2019/12/11
PC新調しました ThreadRipperデビュー
大量にeE-Painterでレンダリングする必要がありまして、かかる時間を短縮したいとPCを新調しました。
今回の目玉はCPU。AMDという会社の「Ryzen ThreadRipper3970X(スレッドリッパー)」を買ったお話です。
eE-Painterレンダリングを高速化したいときは、1番目にCPU、2番目にデータドライブ、3番目はたぶん物理メモリを強化すると効果的です。
そして今回購入したThreadRipper3970XというCPUは11/30に発売されたばかりの最高のCPUです。お値段26万円弱。この鉄の塊1つだけで高性能PCが1台買えちゃいます。
■CPU性能10倍になりました
いままで使っていたCPUはCore i7 4790です。4コア8スレッド、コア動作速度3.6GHz。良い品でした。
購入したThreadRipper3970Xは、32コア64スレッド、コア動作速度3.7GHz。
コア1つの動作速度は変わらずにコア数が8倍になります。
CPUの性能を測るのには「CineBench」というベンチマークソフトを使いました。
CPUでレンダリングをして、CPUの強さを数値化してくれます。
↓こんなレンダリングをして数値化してくれます。
結果がこちら。
1786ptsから17532ptsへ。約10倍の性能になりました。
60コアや48コアの製品よりも性能が高く、スコアランキング1位となりました。
早くeE-Painterでレンダリングしてみたいですが、データの引越しがまだまだかかりそうでお預け中です。
■データドライブの性能も格段に上がりました
時代はハードディスクからSSDになり、いまはM.2 SSDというものが主流です。
SSDのときは薄く小さくなったハードディスクみたいなイメージでしたが、M.2はもうメモリですね。
こちらも性能計測です。
データドライブの性能を数値化するには「CrystalDiskMark」を使用しました。
たくさんのテクスチャを扱うときの速さは3段目、4段目の、RND4Kがどれだけ速いかが重要になります。
ランダムな4キロバイトのデータの読み、書きデータです。
今まで使っていたSSDもかなり速いものだったのですが、それでも2倍速くなりました。
シーケンシャルのところはとんでもない数字が出てます。動画のコピーをしたら超高速ですね、きっと。
ちなみに、ハードディスクだと、4段目の数値は、0.5、0.8くらいの数字になります。
私が必死にハードディスクよりもSSDをオススメする理由です。
■数値化することで見える化を
今回、CPUとデータドライブの数値化するフリーソフトをご紹介しました。
数値化することで仕事量と比較することができます。
お使いのPCはお仕事の作業スピードを遅くする原因になっていないか、試してみてください。
■追記。連続レンダリング結果発表
「残り2日」とか出ていた新PCへのデータ引っ越しが一段落しましたので追記です。
5472枚の連続レンダリングを実測します。
フル稼働中でもCPU温度は62度より上がらず安定しています。
そして、生成時間は…210分から40分になりました!
■今回購入したパーツの一覧
今回の目玉はCPU。AMDという会社の「Ryzen ThreadRipper3970X(スレッドリッパー)」を買ったお話です。
eE-Painterレンダリングを高速化したいときは、1番目にCPU、2番目にデータドライブ、3番目はたぶん物理メモリを強化すると効果的です。
そして今回購入したThreadRipper3970XというCPUは11/30に発売されたばかりの最高のCPUです。お値段26万円弱。この鉄の塊1つだけで高性能PCが1台買えちゃいます。
いままで使っていたCPUはCore i7 4790です。4コア8スレッド、コア動作速度3.6GHz。良い品でした。
購入したThreadRipper3970Xは、32コア64スレッド、コア動作速度3.7GHz。
コア1つの動作速度は変わらずにコア数が8倍になります。
CPUの性能を測るのには「CineBench」というベンチマークソフトを使いました。
CPUでレンダリングをして、CPUの強さを数値化してくれます。
↓こんなレンダリングをして数値化してくれます。
Core i7 4790 | Thread Ripper 3970X |
60コアや48コアの製品よりも性能が高く、スコアランキング1位となりました。
早くeE-Painterでレンダリングしてみたいですが、データの引越しがまだまだかかりそうでお預け中です。
■データドライブの性能も格段に上がりました
時代はハードディスクからSSDになり、いまはM.2 SSDというものが主流です。
SSDのときは薄く小さくなったハードディスクみたいなイメージでしたが、M.2はもうメモリですね。
いままで使っていたSSD | 今回購入したM.2 SSD |
こちらも性能計測です。
データドライブの性能を数値化するには「CrystalDiskMark」を使用しました。
たくさんのテクスチャを扱うときの速さは3段目、4段目の、RND4Kがどれだけ速いかが重要になります。
ランダムな4キロバイトのデータの読み、書きデータです。
今までのSDSSDHII480G | 今回購入のSilicon Power P34A80 |
シーケンシャルのところはとんでもない数字が出てます。動画のコピーをしたら超高速ですね、きっと。
ちなみに、ハードディスクだと、4段目の数値は、0.5、0.8くらいの数字になります。
私が必死にハードディスクよりもSSDをオススメする理由です。
■数値化することで見える化を
今回、CPUとデータドライブの数値化するフリーソフトをご紹介しました。
数値化することで仕事量と比較することができます。
お使いのPCはお仕事の作業スピードを遅くする原因になっていないか、試してみてください。
■追記。連続レンダリング結果発表
「残り2日」とか出ていた新PCへのデータ引っ越しが一段落しましたので追記です。
5472枚の連続レンダリングを実測します。
フル稼働中でもCPU温度は62度より上がらず安定しています。
そして、生成時間は…210分から40分になりました!
■今回購入したパーツの一覧