キャプチャ7
一人の少女グレタさんによるアピールが世界を動かす。
彼女が指摘する地球温暖化問題だが世界の利害関係は複雑だ
先進国は今までCO2を垂れ流して豊な生活を手にして来た。
先頭を走るアメリカがパリ協定から離脱し
その付けを開発途上国まで押し付ける形に納得が得られない様だ。



CO2やオゾン層の崩壊などで地球温暖化危機が指摘されて久しい
長い時間軸で地球を考えると何度も氷河期を繰り返してきた。
地球の回転軸が振れるだけでも環境が大きく変わる
中には地球温暖化では無く、寒冷化に入ったと言う人も出てきている。
一般の私達には何が正しいのか理解に苦しむ。


4

地球レベルの時間軸と比べると自分の人生など取るに足らない瞬間だと思う。
ただ、自分の肌感覚でも異常気象と呼ばれても仕方がない近年である。
特に台風が大型化している。
毎年、浸水被害が多発する中
これを地球温暖化と関係が無いとは言えない現実が有る。


キャプチャ3

何処に住めば安全なのか?
調べて家を購入して来た人は今までは少なかったと思う。
予算に見合う物件、自分に便利なロケイション、昔から住んでいる場所など
自然の成り行きでたまたま永住の地を決めたことだろう。
だがこれからは現地調査が重要な案件になってくる。
購入地はハザードマップの何処に存在するか?
元は池を埋め立てた土地で軟弱地盤ではないか?
地質調査記録も大切な選択要素になる。


1

天災と呼ばれる地震、水害、疫病をこの半世紀で何度も目にして来た。
人間は弱い生き物だ、天災に関しては運が悪かった。
何処にも文句が言えないと諦める。
そして生きる為に絶望の中から再び立ち上がってくる。
その姿勢、姿は素晴らしいが人生の無駄とも言える。
そんな災害でも耐えられる家に住んでいれば運と言う言葉で処理される
無駄な人生を体験する必要はない。


キャプチャ2

今、日本の住宅メーカーでは災害に強い住宅をテーマに開発が進んでいる。
地震に対しては免震構造の住宅とか空気圧でリニアの様に浮かす技術が有る
水害に対しては
防災科学研究所と一条工務店が、同研究所の大型降雨実験施設(茨城県つくば市)で
ゲリラ豪雨や洪水による床上・床下浸水を防止する実験を公開した
1)大型降雨実験施設でゲリラ豪雨と呼ばれる短時間での局地的な豪雨を再現
300mmの雨量テストを行った。
2)耐水害住宅実験では大型貯水槽に木造住宅を建築して洪水状態を再現する事で
浸水現象を再現した。
建物の開口部の水密性を高め、逆流を防ぐ特殊弁の採用など対策した住宅で
再現実験をした際のYouTube動画は下記に
https://www.youtube.com/watch?v=oqu6DMw6jXU


キャプチャ2

この実験は10月2日に行われた。
窓ガラスの1/3位まで水が上がってきても部屋の中には被害が無い。
一見するだけでも凄い住宅だと思った。
その後台風19号で各地堤防の決壊水没を目にして
耐水住宅の需要がこれからは重要なポイントになると思われる。
何故なら山と川に恵まれた日本のハザートマップを見る限り
赤く表示される面積がその危険性を物語っているからだ。
一日も早く実用商品として販売され
災害による無駄な人生を歩む人が減る事を祈るばかりだ。