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社内回覧図書で表題の図書が回覧されてきた。
表紙には手書きの可愛いリビングのスケッチが描かれている。
まるで写真のアウトラインを使って色付けされた様な
緻密なパースが目を引く。



オーセブンの07CADにもSPパレットと言って
写真の様なパース図からアウトライン、スケッチ、水彩画風と
変換する機能が有る。
これを使えば同じ様なパースが出来るが外構とインテリアでは
活用目的が違う様だ。


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昨年長野県販工店会で株式会社協報の金井様の公演が行われた。
設計対応強化と言うタイトルでパーステック協会の話をされた。
外構の世界ではCADは当たり前になって来たが
お客様との初手の打ち合わせでは手書きパースが仕事をする。
お客様の漠然としたイメージをともかく形にする初手では
簡単なスケッチで十分、空間イメージをご提案出来るだけで
お客様は心を掴まれる事だろうと


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目で見える物は全てパース
遠い昔、中学校の美術の時間にデッサンの時間が有った
見たものを見たままに書くのだが
お世辞にもパースと呼べる物ではなかった。
自分の手を描くだけでも悪戦苦闘した。
はっきり言って絵のセンスはまったく無かった。


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高校に入ると機械製図の授業が有った。
三角法でT定規と三角定規を使って展開図を描く
パースを描くのと違い平面展開図を学んだ。
これで基本的な空間認識力を養ってきた様に思う。
透視方を使った立体作図も少し学んだ様な気がする。
何故なら今回手にしたインテリア製図の透視法の解説が
懐かしく思えたからだ。


キャプチャ

パース作図能力の必要性は十分理解できる。
お客様の初手で短時間に手書きイメージの提案が重要
だからパース作図の基本を勉強しよう!
だけど技術を身に着けるまで仕事は待ってくれない。
お客様の対応案件は次から次と訪れるだろう。
そんな時、自分の作図センスをカバーしてくれる
簡単ツールを活用するのはどうだろうか?
iPad上で簡単な間取りを描けば自動的にパースが立ち上がる
そんなソフトが公開された。
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キャプチャ

人の感性、能力を磨く事は人生において重要な事だと思う。
ただ人生の時間は有限だ
人それぞれに優先順位が有る。
自分に絵心が有り、絵が好きならば基本からパースを学ぶのも良いが
日々仕事に追い回される中でパースが必要な時
便利なソフトを活用するのも一つの手段ではないだろうか?