Windows95が発売されて25年経ちますが、その日以来、いまだにITツールは日進月歩です。その間、進化したパソコンを手に入れるたびに、新旧パソコンを並べてシステムの移行を行ってきました。
パソコンの移行をする場合、ソフトの再インストール、ソフトの再設定、データファイルの移動を行います。仕事用のパソコンなどは沢山のソフトやデータがあり、移行するのに数時間かかることもしばしばです。 皆さんもこんな経験があるのではないでしょうか。
パソコンにはWindowsやMacがありますが、それぞれ以降の良し悪しがあります。Windowsのいいところは、多種多様なハードウェアで動作し、ソフトウェアも有料無料を含めていろいろあることです。自分らしい一台を作ることができますが、移行の際にはそれが足かせになることもあります。新しいパソコンではOSが変わってソフトが動かせなくなることもあります。
Macの場合はまずハードウェアがApple社製のみですし、アプリの種類もWindowsほど多くはなく、インストールも専用ストアからのダウンロードが基本ですから、多様性がない分以降は楽です。OSも無料で配布されているので、新旧のMacが全く同じOSで動くのが基本で、その時は新旧で全く同じソフトが同じように動作します。
ですから、Macのデータ移行は専用のプログラムを使ってすべて自動で行われます。新旧のMacを並べて、ソフトを走らせると、数時間後に新Macをすぐに使い始めることが出できます。これはなかなかすごいことです。
移行が少々面倒でも、多様なハードやソフトでカスタマイズできるWindowsと、シンプルにまとめて移行もスムーズなMac。両者の哲学の差がパソコンの移行に現れていると思います。 誤解を恐れずにいえば、いろいろ自分なりにやりたい人はWindows、メールとネットだけならMacがおすすめ、ということになりそうですね。