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パソコンを買ってエクセルとワードを使う。インターネットにつないでメールをしたりホームページを見たり。 これが古典的なパソコンの使い方でした。


パソコンにソフトを入れるときは、電気屋さんで買ってきて、CD-ROMをパソコンに挿入して、セットアップソフトでインストール。そんな時代がありました。今も多少は残っていますが、ソフトはネットワークでインストールしたり、ひょっとするともうインストールすら必要ない場合もありますね。

いわゆるWebアプリは、ブラウザを開けばその場で動きます。初めはちょっと多機能なホームページのようなものでした。Googleの提供する様々なツールや、グループウェア、エクセルやワードも最近ではWebアプリとしても動作するようになりました。パソコンにインストールするソフトが減って、次々にWebアプリに移行しているように思えます。

ブラウザで動くWebアプリが増える中で、まだパソコンなどのデバイスにインストールしないと動作しないソフトもあります。それは、重いデータを扱うもの、高いグラフィック性能が必要なもの、そして、そもそもオフラインで使いたいもの、などが中心です。

動作の問題がなければ、Webアプリに移行する方が望ましいと云えます。例えばオーセブンの07Viewerはアプリ市場から撤退してWeb版にすべて移行しますが、そもそもオンラインで使うアプリですし、アップデートや不具合対応などメーカー側にもユーザー側にも負担の少ない運用ができるようになります。

インターネットの回線速度が上がりサーバーの処理能力が上がってくると、さらに多くのソフトがWebアプリに移行していくことが考えらえます。しかし、CADを含めた3Dソフトはもう少し先なのかなと、発表されたばかりのSONYの最新のゲーム機「PS5」の特大の筐体を見て思いました。