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弊社からリリースされた住宅設計アプリ「SpeedPlanner(スピードプランナー)」が「GOOD DESIGN 賞 2020」 を受賞いたしました。
今回は、前回に引き続き、ステンレスプレートを加工する実践編になります。


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こちらが、届いたままの梱包開封画像です。裏面は壁面への取付け用のプレートが留められています。まずは裏面の取付け金具を外します。ここで、いくらか軽量・薄型になりました。
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使用したアクリル板は写真のものです。いくつか種類がありましたが、厚さ3mm。
柔らかめのアクリル板でしたので、穴あけ等で割れる・掛ける・ヒビが入るなどがありませんでした。
まずは、プレートのサイズを元に、カットいたしました。プレートサイズに+30mm大きくしました。1メートルの金属製のモノサシとアクリル板用のアクリルカッターで真っ直ぐカットです。
アクリルカッターで何度も何度も切れ目を入れアクリル板の2/3程まで切れ込みが入ったら、パキッと割ります。この要領で、前面・背面の2枚を作成。
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切れ込みを入れて割りますので、カット面にバリがでます。見映えがよろしくないので、カンナをかけました。特にアクリル用ではなく、工具箱にあった小さなモノで削りました。木材より柔らかいので、問題なくキレイに処理できました。
次に穴あけ処理です。
まずはプレートから出ているネジ穴。4か所です。
こちらを利用して背面のアクリル板とプレートを繋ぎます。
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穴あけには電動ドリルを利用いたしました。「割れちゃうかな!!?」と心配になりましたが、まずは、挑戦です!とはいえ慎重に。小さなドリルを使い穴をあけ、だんだんサイズの大きなドリルに変えて穴を広げていきました。問題なく、穴あけ完了。ナットを取付け、プレートとアクリル板の接合ができました。
次は、前面と背面のアクリル板を接合するためのネジ穴です。
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前面に見えるネジは、キレイな化粧ネジを使いました。板と板の間にはスペーサーを入れています。アクリル板に傷がつかないように、スペーサーはゴム素材です。背面のナットも、接地部分がゴムになっています。ちょっと強めに締め付けてもキズや割れることがなくしっかり固定ができました。
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ここで、やっとアクリル板についていた保護シートをはがします。
なんということでしょう! キラキラ・ピカピカです!
プレートとアクリル板の間に、丸いゴムシールを貼りました。板同士がこすれて傷にならないようにです。最後に四隅へのL字の保護剤を接着しました。当初は、「乾くと透明になるし。」とおもい木工用ボンドを使ったのですが、これは失敗でした。
ゴムとアクリル板に挟まれてますのでなかなか乾かず白く残ってしまいました。
結局、アクリル用のボンド(液体)があり、そちらを使いました。キレイに接着完了です。

いかがでしたでしょうか?
素人仕事ですが、何とかカタチになりました。
ご参考になる所があれば幸いです。

現在、コロナ禍でお披露目の機会がございませんが、
展示会場や、弊社事務所にて皆様のお目にかかれることを楽しみにしております。

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今後とも、宜しくお願い申し上げます。