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便利なものをより便利にしてどんどん進化させているうちに、あれれ? 使いにくいぞ、という状態に陥ることがあります。IT機器は特に、そのような不幸に突然襲われることがあります。

私が最近ちょっと困っているのは、AppleのAarPods(エアーポッズ)に対してです。AirPodsは初代のものが出た当時から愛用していて最近新しいものに買い替えました。

AirPodsは充電式のワイヤレスイヤホンで主な用途はiPhoneとBluetooth(無線)接続して外出時にも音楽が聴いたり動画を視聴するというものです。iPhoneもAirPodsもAppleの製品ですから、面倒な設定もなくすぐに使えるのが便利です。

もしiPhoneだけではなくiPadも所有していた場合、あるいはMacも持っていて3台のデバイスを所有している場合でも、AirePodsは一つでも大丈夫です。しかし、接続デバイスの切り替えにはBluetoothの設定が必要でこれまでは少し面倒でした。

最近のアップデートで、このデバイスの切り替えが自動になりました。Appleのホームページにも誇らしげに、「デバイスの自動切り替え iPhone、 Apple Watch、 iPad、Mac、 Apple TVの間でシームレスにサウンドを切り替えられます」とあります(2022.03.02現在)。

「これは便利」と使ってみましたが、MacでZoom会議中にスマートフォンを起動したらAirPodsがiPhoneに切り替わって会議が聞こえなくなりました。接続先が自動でかわる=好きなタイミングで好きなデバイスには変えられない...ということでした。

設定の見落としもあるのかもしれませんが、マニュアルいらずの便利ツールに突然おかしな動きをされると戸惑ってしまいます。便利の裏の落とし穴ですね。
最近はすっかり、有線イヤホンのファンです。