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先月のおわり、アメリカに住んでいる叔母さんが亡くなりました。
最初に連絡を受けたのは、Facebookのメッセンジャーでした。
そのあと、親族の各方面から同じ内容のLINEが入りました。
あっという間に情報が行き渡ったことがわかりました。


同じ情報が何度も別の親族から流れてくる。
これが『うわさ』というものでしょうか。ネットの情報は こうやって何度も目にすることで
トレンド として認識されるのでしょうか。

アメリカでも、通夜、葬儀というのは普通にあって、現地にいけない親族には追悼のWEBアルバムが送られてきました。
WEBアルバムにメッセージを入れたり、お花を送れるシステムになっています。
アメリカには香典という文化はなく、カードを送るのが一般的なようですね。

葬儀までの約 5日間、日本のファミリーは何をしたかというと、
叔母さんの兄弟たち(80オーバーの面々)のメッセージを録画したものを、LINEで送ってもらい、英文の字幕を付けて編集、YouTubeに限定でアップして、メッセンジャーでアメリカに送りました。

葬儀(セレモニー)では、その動画も再生され、
日本にいる兄弟たちの想いを届けることができました。

さらにそのセレモニーの様子も、zoomでリアルタイムに見れたことが驚きです。
誰からともなく、そんな話になり、いよいよzoomも一般的になってるんだなと思いました。

日本にいる一族がzoomに集まり、アメリカで行われているセレモニーの様子を見守りました。
とても不思議な光景でしたが、個人的にもこういった形で参加できたことは、気持ちの整理にはとてもよかったと感じました。

ITは時間を超えて 距離を超えて 繋がれる。
革命ですね。 日々体感させられます。
活用すること、できそうなこと、可能性を想像することの大切さ。
そこに気が付いた出来事でした。