【01社長】01/19元気屋上亭主←名前は公開されません
「生活者・消費者が主役となる社会」へと転換できるの?
[今年もよろしくお願いします。福田康夫です。]
で始まる平成20年1月10日配信 福田内閣メールマガジン 第13号
今回のサミットの大きなテーマは、温暖化など地球規模での環境問題です。
ロゴマークを発表したあと、伊勢神宮に参拝しましたが、その際、地元の
記者の方から、「食品表示の規制が、農水省や厚労省、経産省などいくつも
の省庁にわかれており、国民にとってわかりにくいのではないか」との質問
を受けました。
確かに、今の行政のあり方は、国民の皆さんの立場から見ればわかりにく
いところがあります。
関係する部署が多くてどこに相談してよいかわからないとか、どこかに相
談しても「そういう話なら別の部署に問い合わせてください」といったよう
なことでは、国民の皆さんのことを考えた行政とは言えません。
年金の問題についても、国民の皆さんが支払った大事な年金記録のずさん
な管理など、40年以上にわたる様々な問題が積み重なって生じたものであ
り、まさに行政が国民の立場に立っていなかった結果です。
本格的な高齢化社会が到来する中で、「安全で安心できる社会」を作り上
げなければなりません。そして、そのためには、政治も行政もこれまでの発
想ややり方を大きく転換し、生活者、消費者の立場に立ったものへと変わっ
ていかなければなりません。
私は、今年を「生活者・消費者が主役となる社会」へと転換していくスタ
ートの年にしたいと思います。
今年は、食品偽装の問題から年金をはじめとした社会保障の問題まで、皆
さんの生活に直接かかわる、かつ、大事な問題に正面から取り組んで、一つ
ひとつ着実に解決していきたいと考えています。
−平成20年1月10日配信 福田内閣メールマガジン 第13号より−