【IT】2008/02/11
サーチエンジン対策について(2)
前回の07ダイレクト「サーチエンジン対策について」では、ホームページ上では施工例などの整理された情報を蓄積することが大切だとお伝えしました。今回は、オーセブンのホームページを例に、実際のアクセス状況についてご紹介したいと思います。
オーセブンのホームページへのアクセスの半分が、Yahoo!やGoogleなどで検索エンジンを介したもので、残りの半分が、お気に入りから選択した方、直接アドレスを入力した方、他のサイトからのリンクをたどってきた方などが含まれています。
検索エンジンに最も多く入力されたキーワードは何だと思われますか?
「エクステリア」? 「CAD」? 「プレゼンソフト」?
・・・いいえ、違います。
答えは、「オーセブン」です。
オーセブンのホームページは、エクステリア・造園業界の方々へ向けた商品ばかりです。
展示会や雑誌広告などを通じて広く社名を知られているということでしょう。エクステリアCADに興味がある方の多くがオーセブンという名を知っているので、社名を直に入力しているということなのでしょう。
しかしながら、ユーザーの皆さんのホームページは、そうは行きません。チラシや看板で広く広告されている場合は別として、通常は社名などが分からず、「庭 工事 さいたま市」など、一般名詞や地名で検索してくると思われるからです。
このことは、「元気屋上(げんきにわ)」のアクセス状況を見ると分かります。元気屋上は、業界の方だけではなく一般の方がご覧になっても楽しめるようなブログです。ここでは、アクセスする方の70%くらいの方が、検索エンジンを介してやってきます。
検索キーワードは、「ペットボトル水耕栽培」 「育てやすい野菜」 「よしず 断熱」など様々で、「元気屋上」と直接入力されている方は、ほとんどいらっしゃいません。様々な方が入力するわけですから、検索キーワードは驚くほど多様です。多様ではありますが、どのキーワードも自然で、なるほどと納得させられるものばかりです。
エクステリアの工事を依頼したいと思っている方が「どのようなキーワードで検索するか」を事前に知るのは、それほど簡単なことではありません。特に「エクステリア」や「外構」などは一般の方にはなじみがなく、むしろ、樹木・レンガ・ポストなどのようなキーワードの方が自然かもしれません。
つまり、キーワードベースでの検索エンジン対策をしても、あまり効果が期待できず、むしろ多様な記事を沢山掲載して出会いの網を広げておいた方が望ましく思えます。このことからも、キーワードを決めた検索エンジン対策は難しく、安定した集客にはe-tokoを利用していただくのが望ましいと思われます。
今年2008年には、e-tokoを大幅にリニューアルする予定です。
検索エンジン対策も含め、一般の見込み客をより多くe-tokoユーザー様のサイトへ導けるように改善してゆきます。また、ホームページをお持ちでない方も社名や電話番号などを掲載できますので、お問い合わせ下さい。
e-toko係 inet@mail.o-seven.co.jp