何事も勉強とは言いますが、マンションの管理人さんが勉強家で、頭が下がります。
わたしは都内のマンションに住んでいるのですが、ここ数年の間にマンション管理組合の理事をやった関係で管理会社から派遣されている管理人さんと仲良くなりました。会えば挨拶をしますし、ちょっと立ち話をすることも多々あります。
先日、ゴミの収集のために朝からせっせとゴミ袋を運んでおりますと、管理人さんに呼び止められました。第一声が、「SNSって、結構やられてますよね!」でした。一瞬自分のSNSのアカウントを特定されたかと思ってドキドキしましたが、そうではありませんでした。
管理人さんはご高齢で、いったん定年退職などをした後でこのマンションの管理人の仕事をされているのだと思います。私は、若くもないですが管理人さんより十歳以上は年下でしょうから、わたし位の年齢なら当然SNSはバリバリやっているのだろうという、そういうご挨拶でした。
わたしは、SNSと言えば暇つぶしに適当に眺める程度なのですが、管理人さんはそうではありませんでした。まず第一に、「SNSって、世界が広がりますよね」と言い、「私、管理人の仕事をSNSで勉強しているんですよ!」とおっしゃいました。
いわゆる「御見それしました」状態です。そういわれてみれば、ゴミ置き場はいつもキレイだし、ずいぶんしっかりと仕事をされる方だと思っていました。そんな方が、ITの力を借りてさらに上を目指されているんですね。脱帽です。