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先日、北海道に行ってきました。
私が住んでいる関東地域との建築とは違う面が多く、大変興味深い物でした。




寒い地域の建築というと、2重窓や2重玄関などが思い浮かぶのですが、他の違いについてはパッと思い浮かばず、勝手ながら、雪の降る地域は白川郷の合掌造りのように傾斜の付いた、切妻屋根のような住宅が多いのかなと思っていました。

しかし実際の所、陸屋根などの平らな屋根の方が多い印象を受け、建物側面にハシゴが設備として備え付けてられてあるのを目にしました。また、煙突が8割方の住宅に見受けられ、この点も地域ならではの建築なんだなと、大変感動いたしました。

ただここまで環境が違うと、エクステリアの在り方も関東とかなり変わって、寒さに耐えれる植物や冬の過ごし方、耐積雪量などいろいろな面で違いがあるので、離れた地域の設計をする際は、注意が必要だなと改めて感じました。

今回のように建築物や住環境は、行って見て、初めて気づく事がたくさんあるので、また別の機会に白川郷の合掌造りも見に行けたらと思っております。