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近畿地方のある県に30年前に開発されたOという住宅地があります。
隣の県との県境の山の上に作られた住宅地です。
電車はなく、バスまたは自家用車という交通環境ですが、自然が豊かで都市まで
30分圏内だということで当時は結構な金額で取引されていたようです。


現在のこの地区は「高齢化」と「老朽化」が進み、また近隣の地区に住宅地が開発
されたことにより、少々寂れた雰囲気をかもし出しています。
この地区に最近「若い世代」がまた引越しをしてきているという話を聞きます。
地区の保育園や小学校はほとんど廃校へまっしぐらの状態であったのが、子供が
少しずつ増えてきて活気が出ているらしいのです。

原因は3つあるようです。
一つは周辺のニュータウンに比べて価格が安いこと。
二つめはこの住宅地で育った子供世代が大人になり、2世代同居が増えてきたこと。
三つめは高齢化により山の上の大きな住宅を売り、都市部のマンションに引っ越され
る方が増え、1区画を安い値段設定の2区画販売をしたり古い住宅をそのまま買い取り
リフォームして住まれる若い世代が引っ越してきていること。

いずれもあと10年もした日本全土の縮図のような気がします。
新築戸数は人口減が確実ですから減っていきます。でも、「リフォーム&リガーデン」
の件数は間違いなく増えていきます。
ある雑誌の調査では「自分たちのライフスタイルに合わせて庭を変えていく」と答える
割合が8割を超えているそうです。昔のように「300万で庭を作り、30年経ってよい庭に
なりましたねぇ・・」という時代は過ぎたような気がします。(寂しいことですが)

リガーデンやリフォームの提案の仕方がこれからの時代を走りぬく必要条件になるの
ではないでしょうか?お客様にお聞きしても「わかってはいるけど方法が・・」とか「オー
セブンさん考えて」とよく言われます。
営業で回りながらその方法やシステムを考えて作り上げ、皆さんのお役に立てればと
思っています。

上記の地区で仕事をよくなさっている施工店さんはオーセブンのユーザーです。
外観デザイナー+Artで施主さんの前でプランを練り上げ、外壁材とブロック、タイル等
の色合いをその場でお見せしてプレゼンをされているそうです。
「非常に満足してるけど、2台目3台目はもっとまけろ」と言われています。(笑)
5月に発売予定の8.0は新しいターゲットへもより簡単にスピーディーに提案できるもの
になるはずですのでご期待ください。