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車も住宅も・・・・そして、今回のサミットも・・・
巷では原油高騰や温暖化の進行もあり「エコ」という波に
翻弄されてさえいるような感じがしています。


でも・・・私自身はTVや政府広報、雑誌等を見る度に・・
???と思うことが多くなってきました。
「エコ(エコロジー)」のことを言ってるの?それとも、
「エコ(エコノミー)」のことを言ってるんだろうか?
現在の日本が推進しているのは、どう考えても「エコノミー(
経済)」に向かっている(騙している?)と感じます。
顕著な例では車の税率の決め方です。13年を超える古い車
には「エコではない?」という不思議な理由で10%の割り
増しが科せられます。今の・・・例えばプリウスのような車
が13年経ったらどうするのでしょう?新車のスポーツカーと
13年前のプリウス・・・。政府の対応が見物です。
また、ある試算によると13年経った古い車(燃費のあまりよく
ない車)の平均走行距離を走った際のCo2発生量と新車の
発生させるCo2+その車を作る際に発生するCo2では、圧倒的
に後者のほうが多いという事実・・・・。
本来の意味のエコロジーではなく、それを隠れ蓑にエコノミー(経済)を優先させている

危機的な状況でも変わることのない姿勢に、ある意味感心さ
えしてしまいます。

私たちの業界では本当の意味での「エコ」を目指して何がで
きるでしょう?
エクステリアや造園の仕事にはできることがいろいろあると
思います。
例えば・・・「この植栽を1本植えれば・・・」「土間でなく
、間に緑を入れデザインすれば・・・」等、施主様に興味
を持ってもらったり、本来のエコに関係する提案が可能です。
まだ、あまり皆さん提案等されてませんが一般の方はよろこ
ばれるでしょう。
「天端に笠木でなく、土を入れれるようにして草花を植えたり
・・」「熱吸収量の低い素材を研究して土間や犬走りに使
用したり・・・」 アイデア次第で一歩前に出れるチャンス
です。

少し宣伝をさせていただきますが、先月新発売のバージョン8.0
は緑被率計算やCo2吸収量等のデータが図面作成と同時にで
きあがります。
他にも新機能が目白おしですので、担当営業まで一声おかけ
ください。
くれぐれも「エコという名を借りた(えこ)」に踊らされる
ことなく、本来のエコロジーな活動に頑張りましょう。
暑い日が続いて、現場等での疲れが溜りやすくなる時期です
。ご自愛くださいませ。