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みなさんこんにちは。朝夕と肌寒くなってきました。本格的に衣替えの季節です。


今回は英国ガーデン便り2【コッツウォルズ スローター村】のご紹介。みなさん是非見てください。動画も見れます。


コッツウォルズ アッパー、ローアー・スローター村は バートン・オン・ザ・ウォーターの郊外にあります。丘陵地帯のなだらかな丘 ゆったりと流れる小川 牧場と森 そして川沿いには ライムストーンで作られた家が建ち 自然の中に豊かな生活が垣間見られました。
コッツウォルズの美しさは 丘陵地帯に広がる牧場と空が作りだしている。その牧場には 2つの仕切りがある。
背の高い防風林とどこまでも伸びるドライストーンの塀(dry-stone wall)だ。
ターナーの絵になりそうな風景がたくさんある。
モルタルを使わないで 積み上げただけの塀。隙間は小動物の住処。
モルタルを使わないで 積み上げただけの塀。隙間は小動物の住処。
マナーハウスの塀。天端の木端立てが標準。
防風林のトンネル。
マナーハウスの正門。建物まで120m。
斜めに刈り込んだ生垣。真っ直ぐに伸びる。
望遠レンズ(200mm)でとらえると。
牛や羊の草食動物は ご馳走の上で生活していることになる
風致地区のコッツウォルズにも 新築・分譲地がありました。
新しい家も コッツウォルズスタイルでなければ 販売できない。
分譲地の外構もしゃれていますね。
アッパースローターの川には フォードという浅瀬を渡る道がありました。車は 水の中を走ります。
この川の下流にローアースローターがあります。
川沿いに好んで家を建てて住んでいるようです。
川沿いに好んで家を建てて住んでいるようです。
売り出し中の看板が。不動産ブームもかげりが出てきたようです。
実に シンプル。川を横切るフォード。橋など作らない。
川沿いにひっそりと佇む。
何気ない風景。でもどのくらい手をかけているのでしょうか。
人手をかけていなければ 手前の草むらのようになりますね。
赤い電話ボックスは 風景としての存在。(使える)
郵便ポストは しっかりとしたデザインアイテム。 
ハト小屋(ダヴィコット)。ハトは 高級食材。
キッチンガーデン。
ローズ・オブ・ザ・マナー 現在 ホテル 東側より撮影。
ローズ・オブ・ザ・マナー 現在 ホテル 東側より撮影。
芝生の庭の先に 川が ローアースローター(右側)へ流れています。
ねずみ返し。高価骨董品。よく盗まれるらしい。コケがついているのが上物。
石の花壇。日時計のガーデンオーナメント。
写真をとりまくっているより 椅子に座ってじーとしていたい。
ホテル 正面玄関。
ホテルの正面ゲート。
ホテルを一歩出ると これも 絵になります。
フットパスの入り口には 人は通れても 4つ足は通れない門がある。
ローアースローターへは牧場の中を自由に歩ける「フットパス」を通って行くと近い。
水車小屋。水車は動いていない。
水車小屋。水車は動いていない。
時間が止まったような 静寂を味わえます。
壁面芸術。エスパリエのある家。6月はじめに撮影。
同じものを 9月半ば 秋の始まりの頃撮影したもの。
この家の住人は 壁面・庭園・芸術を 楽しんでいますね。
自動給水装置あり。世界中から見に来る人を楽しませてくれます。
コニファー列柱庭園を 楽しんで いますね。
ライムストーンの窓枠がきれいですね。窓と三角屋根の取り合いも面白い。
秋になると 真っ赤な帽子になる。
この道路の手描きダブル線 いい味だしてますね。駐車禁止?
ローズ・オブ・ザ・マナー・ホテルのダイニングから 中庭の映像です。
マナー・ホテルのバックヤードにある庭。りんごの並木。
マナー・ホテルのバックヤードにある庭。りんごの並木。
新しい庭師によって新しい形の庭になっていました。
庭師が換わると庭も変わる。形だけでなく 何かが違う。
建物の妻壁に ハト小屋が見えてます。
宴の後のようです。
中庭。正面右手がダイニング。
ダイニング側から 中庭を見る。
石のプランターに 白い花。プランターにはスチールのアーチが付いていました。
モダンな目隠しの塀。
シャワー水洗金物 ゴールドって豪華にみえます。ちゃんと機能しました。
むかし、昔 良いひつじを育てて 立派な建物を手に入れました。しかし綿布の機械織りの時代、波に乗れないで取り残されました。開発の手からは逃れました。せいぜい手仕事に頼って、自給自足の生活が長く続きました。産業革命の作り出した スッモッグと騒音から逃れて 田舎生活がいいと 都会から人々が移り住み始め、庭を作り始めました。スローライフにオーガニックと時代は変わってきました。世界中の大金持ちがコッツウォルズの田舎暮らしを夢見て 別荘として不動産を買うので 小さい小屋のようなコテージも 億ション。
自然が一杯のコッツウォルズ。しかしこの自然は 人手とお金と時間をかけた自然のように見える 人が作り出した自然。手付かずの自然は 人間と共生できない凶暴な環境です。自然を大事にするなら 手間とお金が必要ですね。