全体配置図
みなさんこんにちは。昼夜気温差が激しいですが、風邪をひかないよう頑張ってください。今年も一年ありがとうございました。


ウィズリー・ガーデン (RHS Garden Wisley 王立園芸協会)は 庭のモデル展示場、苗木屋さん、研究所、職業研修所、などたくさんの仕事をしている。
展示されている植物には ネームプレートがつけてあり 植物の名前を知るにはこのガーデンが一番手っ取り早いかもしれない。学術的であり 実践的であり 百科事典のような庭である。


このウイズリー・ガーデンの滞在時間は 1時間半でした。駆け足リポートです。
雨が降っていたと思ったら日差しが射してくるような天気でした。
入り口から 蓮池とウォール・ガーデンの風景です。
建物は「ラボラトリー」。前庭には Canal。睡蓮の池です。
建物は「ラボラトリー」。前庭には Canal。睡蓮の池です。
入館前のショップの前の風景。苗木や種 ガーデンニングの本なども豊富。
入館すると目の前に 広がるのが こんな風景でした。
ラボラトリーの壁には バラが。
入館5分前に降り出した雨で 石畳が濡れています。
雨に濡れた カーペット花壇。
右手の芝が 池を抱え込み、階段脇の花壇は段々に下がる。構成的なデザイン。
この階段が中央の軸線で 左右対称に花壇と池が配されています。
壁泉から勢い良く水が流れ落ちていました。
敷石の目地 階段部分 擁壁の石積の隙間に 花が散りばめられていました。
池を取り囲む芝生の広がりが 池や噴水を引き立てています。
池を取り囲む芝生の広がりが 池や噴水を引き立てています。
背後のボーダーにある勢いある植物と 芝、池の対比がいいですね。
3列に植えられた 睡蓮と噴水。
噴水と建物の煙突の鉛直な線が この広がる空間に力を与えています。
噴水の落ちる水音と ゆらめく睡蓮 見ていると引き込まれます。
奥行き25m 幅20m のWalled Garden East。
奥行き25m 幅20m のWalled Garden East。
遠近感を強める配置の建物の壁に伝う緑で 庭との一体感が生まれています。
45度振った四角で構成した庭。丹念で精緻な赤レンガが印象的。
西と東の2つの庭の境にある 生垣。シシングハーストを思い出す。
生垣のエンドにパーゴラ と シート。レンガにこだわっています。
奥行き20m 幅20m のWalled Garden West。
壁泉から 水は中央の池に導かれ その水は外の壁泉に繋がる。
池を囲う床は 自然石。レンガの緻密さより 安心感を与える大き目の石。
壁泉から流れ出した水は池に入る。
回り階段と壁泉 定番的デザイン。レンガ造りのディテールはしっかりしている。
Walled Gardenから Wird Gardenへ 入っていきます。
Walled Gardenから Wird Gardenへ 入っていきます。
植物には必ず ネームプレートが付いています。すごいことです。
雨の中 手入れに余念がありません。声をかけて写真OK。
自然に足が向くように 緑が導いてくれます。
世界中から採集された植物は ここで 仲良く暮らしているのです。
植物を守る心遣いが 庭のデザインを作りだしていくのでしょうか。
チリ アルゼンチンの 竹。
プラントハンターが集めた世界の植物が 素晴らしいハーモニーを作ってますね。
新しく作られた 温室が見えてきました。