朝日屋工業株式会社
“最強の現場職人”への道!
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「現場を知っている職人が、CADを使いこなせるということが一番の強みだと思っています」と語る篠塚さん(『オーセブンCAD コンテスト2025』のフレッシャーズ部門最優秀賞となった、自ら設計・施工した実物件の前にて)。なお、朝日屋工業は篠塚さんの父(篠塚茂樹さん)が創業した会社。長男としてそれを継ぎ、真の“エクステリア専門店”へと進化させて行きたいとも語ってくれました。
「現場職人が設計を武器にできる時代、その最前線にいる実感があります」
オーセブンCAD導入効果についてそう語るのは、茨城県坂東市のエクステリア・外構施工店である朝日屋工業株式会社・篠塚孝祐さんだ。
今年30歳となるバリバリの若手職人である篠塚さんは2年前にオーセブンCADを導入し、
設計も施工も自在にこなす“二刀流”を実践中
だ。また篠塚さんは『オーセブンCADコンテスト2025』において、フレッシャーズ部門の最優秀賞も受賞。今回は篠塚さんに、CAD導入効果と併せて“最強職人”を目指す思いを伺いました。完成イメージをもっとわかりやすく
>オーセブンCADを導入したきっかけは何でしたか?
篠塚様:お客様との打ち合わせの中で、「完成イメージが湧かない」という声がありました。カタログだけでは伝わりづらい部分があって、もっと視覚的にわかりやすく伝える手段が必要だと思ったんです。そんな時、東京の展示会(EXG)の会場でオーセブンさんのブースを訪ねたのが導入のきっかけです。最初は「難しそうだな」と思っていたんですが、実際に触ってみると
操作は直感的で扱いやすくて。今ではすっかり慣れて、サポートもほとんど使わずに自分でこなしています。
>具体的にどんな場面で役立っていますか?
篠塚様:お客様と打ち合わせしていて、「こんな外構にしたい」という漠然としたイメージを持っている方が多いんですよね。
そんなときに、CADを使ってパースを作成すれば、
「こんな風になりますよ」と具体的に伝えられるので、打ち合わせの精度が格段に上がります。
それに、導入してからはお客様の表情も変わりました。
「ああ、イメージ湧いた!」って言っていただける瞬間が増えた
のは、本当に嬉しいですね。CADの何がすごいかっていうと、単に「絵を描くツール」じゃないんです。現場目線の納まりや施工性も踏まえて、即座に修正・提案ができる。これはもう営業力・提案力が一気に跳ね上がる武器です。
現場職人だからこそ気づけるポイントを、図面やパースに落とし込める。それを可能にしているのが、まさにオーセブンCADです。
図面が明確だと、職人同士の打ち合わせや材料の手配もスムーズ
に進みます。施工ミスの削減、材料ロスの低減にも繋がっていて、現場全体の効率化に大きく寄与しています。![]() |
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両者との差は、ほとんどない。その遜色なさは、“現場を知っている“からこそ可能である。
“これは収まらないだろうな…”という、
よくある設計と現場とのミスマッチは、ある程度最初から防止できることも強み。
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すべて実物件にて成就している。
「現場も設計も、自分で」職人としての二刀流
>職人と設計、両方を担当するスタイルのメリットは?
篠塚様:やっぱり、自分で設計して自分で施工もするという流れの中で、施工性を常に意識できます。例えば「この納まり大丈夫かな?」っていうポイントも、作図段階で自然と検証できる。
設計だけやっていると、どうしても現場で無理が出ることがありますよね。でも、僕は現場経験があるからこそ、最初から施工を想定した設計ができる。これが一番の強みだと思っています。
>その分、業務量が増えて大変ではないですか?
篠塚様:もちろん大変です(笑)。でも、CADを使うことで効率化できる部分もあるので、時間の使い方次第ですね。現場を早めに切り上げて、夜に図面を作ることもありますよ。
現場の知識がある職人が、設計を自分でできるというのは、本当に最強なんです。図面に描いたものを、自分で施工して仕上げまで責任を持てる。そこにオーセブンCADの操作性と表現力が加われば、怖いものはありません。
設計と施工を一体化することで、お客様への信頼度も違います。
「あの人が全部やってくれるから安心」と言ってもらえるのが嬉しいですし、現場でのイレギュラーにもすぐに対応できます。トラブルが減り、結果的に作品全体の質が上がります。
「使いやすさとスピードが魅力」のオーセブンCADについて
>実際に使っている機能の中で、特に便利だと感じているものは?
篠塚様:補助線やスナップ機能ですね。現場では水糸を張ったりして位置を決めますが、それと同じようにCAD上でも
寸法を正確に取れるので安心
です。あとは色や素材の変更も簡単
で、ジョリパッドや塗り壁、タイルなど各メーカーの素材がすでに登録されているから、お客様に「これにしましょうか」とすぐ提案できます。この「すぐに見せられる」「すぐに変えられる」っていうスピード感と柔軟性がオーセブンのCADにはあります。しかも表現力がすごい。細かいテクスチャや影の描写もリアル
で、もう「これが現場の完成予想図です」と自信を持って見せられます。>バージョンアップの情報も届くのですか?
篠塚様:はい。営業担当の方から定期的に連絡が来るので安心です。新しい機能の説明も丁寧で、すぐに実務に活かせるものばかりですね。近々にはAIを活用したよりリアルなパース作成が予定されていると聞き、今からすごく楽しみです。
個人的には、
このCADがなかったら、今の仕事のスピードやクオリティは絶対に出せなかった
と思います。現場職人が設計を武器にできる時代、その最前線にいる実感があります。それくらい、今の僕の仕事に欠かせない最強のパートナーですね。あと実感するのが、オーセブンさんのレスポンスが早さです。サポートも柔軟で、かといって営業の押し売り感もないところも気に入っています。しっかりとした技術者が自社開発をしている点も心強いです。
「これからも現場と設計の二刀流を磨いていく」
>最後に今後の篠塚さんの目指す方向性について聞かせてください。
篠塚様:僕はやっぱり「現場を知っている職人」であることが一番の強みだと思っています。その上で、設計や提案も自分でできるというのは、まさに“二刀流”。この二刀流が大きな武器になるということを、CADを通じて一番気づいたことです。
そして、その二刀流を本物にしてくれたのが、オーセブンCADです。これはもうただのソフトじゃなくて、職人が“設計という武器”を持つ時代に不可欠な相棒みたいな存在です。
僕の頭の中にあるイメージをすぐに形にしてくれるし、施工目線の提案も現実的な形にしてくれる。正直、これがなかったら今の僕はなかったかもしれません。
これからもこのスタイルを磨いていきたいし、若い職人にも「設計ができるって楽しいぞ」って伝えていきたいですね。現場を知る人間がCADを使いこなす!それが、これからの職人の新しいスタイルになると僕は信じています。
最終的に目指しているのは、「すべての工程を自分で責任を持ってやり切れる職人像」です。お客様にとって、一番信頼される存在でありたい。ホームページも6月30日から「HOPWEB!」に一新します。ゆくゆくは会社を継ぎ、真のエクステリア専門店にしていきたいと思っています。その信頼の基盤となるのは、間違いなくオーセブンCADです。僕のような現場の人間にとって、ここまで自然に馴染むツールは他にありません。
―ありがとうございました。
月刊エクステリアワーク|2025年7月号掲載記事
朝日屋工業株式会社
https://asahiya-k.com/
(HPはオーセブンの「HOPWEB!」でリニューアル)
朝日屋工業株式会社
https://asahiya-k.com/
(HPはオーセブンの「HOPWEB!」でリニューアル)





























