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【デザイン】 設計室便り
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» ネパールの便り3〜ダンプス村へ
ネパールの便り3〜ダンプス村へ
こんにちは。GWに旅行に行かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回はお久リぶりのネパールのお便りです。
旅は終盤。どんな出会いがあるのでしょうか?
以前の【ネパールの便り】はこちら
ネパールの便り1〜ヒマラヤ・トレッキング
ネパールの便り2〜ポカラへ
ダンプス村へは歩くと半日、車だと2.3時間の道のりという。
その日はストライキで車では本当は車を出してはいけないが、「早朝のストライキが始まらないうちに車を出して、ダンプス村まで連れて行ってあげる」と、ガイドのソビットさんが言うので早起きをしてAM5:00に出発。
ところが、出発してすぐにストライキの検問に引っかかり車から降ろされてしまった。まだ当たりは真っ暗!ターバンをまいたアフガンゲリラのような人たちが、ガイドさんと運転手にワイワイ何かを言っている。人質になったようで怖い!!
車を置き、いたし方なくガイドさんと歩き始める。。。
これから舗装道路を3時間、山道を6時間くらいかかるのかと思いながら。。。
暫くすると、ガイドさんが携帯でなにやら話している。
内容が分からない為、喧嘩してるようにも聞こえる。
30分位すると、猛スピードのジープが進行方向から来て止まった。ポケッーと立ちすくんでいると、ガイドさんが「早く、早く!!乗って!乗って!」と血相を変えている。怖い!
ジープに乗ると、目がやっと見えるくらいまで帽子を深くかぶった3人の男性。車内は音楽がガンガン!ガイドさん含め会話が飛び交っている異様な雰囲気。
ガイドさんが落ち着いてから話を聞くと、どうやら途中まで迎えにくる事になっていた山登り用のジープを呼んでくれたらしい。
ストライキの時に車を出すのは違反で、捕まった時は争いになる事もあるらしく、男性3人で迎えに来た!ということだった。
アフガンゲリラに拉致された気分だった。
が、分かれば大笑い。
そんなこんなで、ダンプス村に無事到着。
美しい棚田が広がっている。
ヒマラヤからの雪解けの水が流れている。
雲が多かったがマチャプチャーレが顔を見せてくれた。
日本の山の高さを予想して見上げると裏切られる
はるか上に山の頂はある。
これも間知に竹垣??
この家では蒸留酒を作っていた。
生活の道、村人が敷石を運び造ったようだ。はるか下まで続いている。
現金収入になるため機織を1日中している。
かろうじてアンナプルナ九峰が見えた。遠くにあるため低く見えるが8000Mあるという。
住環境が整っているとはいえないが、1日中山・雲の動き・風の音を聞いて過ごすのは至極の時と思っていると、この村の女性たちがやってきて皆、異口同音「あなたと一緒に日本に行きたい。」と悲しそうな目で訴えられた。
帰りはトレッキングのつもりで山道を歩いていたが、ガイドソビットさんに言わせると「ただの散歩!」らしい。穏やかな気候で爽快だった。
舗装道路にでるとこんな乗り合いバスに出会った。
飛行機が飛ばない時は、このバスでポカラまで移動だと聞いて驚いた。
ポカラに無事戻ってみると、ガイドのソビットさんの娘さん(1歳半)が高熱を出し、奥さんがおんぶして2時間かけて麓の病院に行っのに、病院がストライキで診てもらえなかった!という。不憫なのでガイドの仕事は1日残っていたが帰ってもらった。
ダルバール広場(
カトマンズ
)
バクダップル
にある孔雀の彫り物
伝統的な衣装
ポカラからカトマンズへ戻ってきました。
カトマンズにある世界遺産バクダップルでは、現地の料理・・・カレーらしきものを手で食べ、おいしいと言われるヨーグルトも頂いたが、、、どうだろう?
日本のヨーグルトの方が口に合いました。
ここでも日本の若い女性が一人、曼荼羅の勉強をしていた。そして日本に強い憧れを持っている青年、サントスにも出会った。帰国後もメールでのお付き合いは続いている。
日本に居たのでは経験できない事を、この旅で多く得ることができた。
機会があったら是非行ってみてください。
素敵な人や風景に出会えますよ。
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