エクステリア造園ガーデニング図面CAD設計室からのお便りです。
特集!イングリッシュガーデン第九弾
バーミンガム大学・植物園に立ち寄りました。
広さ 6エーカー。日本趣味の庭がある。1903年に造られた。その後 大学に寄贈され大学の植物園となる。造り始めた人 それを受け継いで育てた人と 庭は代々受け継がれ 磨き上げられるものなのだと 教えてくれます。今は 学生が管理をしている庭である。
〔拡大図〕
庭の道は 芝生と 小砂利である。小砂利はわれわれのイメージより歩きやすい。芝生が敷き詰められている道と 小砂利の道は どう区別されているのか定かではないが 植物をきれいに見せるための 面を整え 植え込んだ植物をきれいに見せるため 必要なのだと思う。
壁を利用した 壁面仕立てで果物などを仕立てているのが多く見られました。
〔拡大図〕簡単な温室でした。
〔拡大図〕中では いろいろな植物の苗木を育てていました。
〔拡大図〕これはだいぶ古い自然石のプランター? 元は水飲み用ではなかったのではないでしょうか。
〔拡大図〕↓この庭の育成に功績のあった人などのネームプレートを付け 記念にしている ベンチ。歴史を大事にしている人々の気持ちが伝わります。
これは 日本橋といわれる 日本をイメージさせる橋だそうです。背後にある木はかなり大きい樹木でした。池の岸に大きなフキのような葉が印象的に配置されていました。コッツウォルズの菜園にもあったので 食べられるのかもしれません。?
日本のススキより太く 穂は大きく あざやかできれいでした。
〔拡大図〕http://portal.cetadl.bham.ac.uk/msprojects/Botanic Garden/monkeypuzzle.html
Common Name: Monkey Puzzle or Chilean Pineという名の木 お金持ちが何か好むという話でした。冬の雪景色になんとも美しく映えるようです。
まだ若い 糸杉 これも 最近植えられたのでしょう。庭はそれを育てる人によって日々変化しているのでしょう。
芝の庭は 上下2段になっています。その境に パーゴラがあって 2つの芝庭を分けています。段差をパーゴラによって 気になら名いようにしているのかもしれません。
庭をいくつかのテーマにわけて 生垣や塀で一つの部屋に見立てて 変化を付けています。
大きな庭を 小さく区切って 繊細な情緒を演出していると思われます。
住宅の前の庭が 一番高い位置にあります。自然石を敷き詰めた 庭に さまざまな植物があしらわれています。白と赤のコニファーのバランスが目をひきました。
イングリッシュガーデンといわれる 風情のある庭です。何気なく 自然にあるように配置されているようです。これが イングリッシュガーデンの美しさなのでしょう。
庭のスナップです。庭の隅に 緑のトンネルがありました。建物には つたが絡み 自然のたたずまいをみせていました。
門をでると V字の壁の仕立てが見送ってくれました。「成功を祈る」とでもいっているようでした。
〔拡大図〕t-nan